てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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熊本電鉄6000形 6211Aが引退!残り1本に!【残り1本はどうなる?】


こんにちは!
今回は熊本電鉄に関する話題です。熊本電鉄では東京メトロ03系3編成と静岡鉄道1000系2編成の導入により、元都営6000形の置き換えを進めています。03系は既に導入完了となっており、静岡鉄道1000系は1009F1編成が既に導入されています。そして現在1012Fが既に静岡を旅立ち、九州に来ており、現在西鉄の工場で熊本向けの改造が行われています。この改造が済み次第、1012Fは熊本に行くこととなるでしょう。二形式での置き換えを進めた結果、6000形は5編成在籍していたものの、既に残り2編成のみとなっています。6111Aと6211Aの2編成です。


6111A


6211A
このうち、6211Aが10月27日を以って引退することが発表されました。
https://www.kumamotodentetsu.co.jp/news/6211%EF%BC%A1%E3%83%BB6218%EF%BC%A1%E5%8F%B7%E8%BB%8A%E5%BC%95%E9%80%80%E3%81%AB%E4%BC%B4%E3%81%86%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E7%AD%89%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

プレスリリース
引退に伴う6000形の撮影会が北熊本駅構内で行われることになっています。


写真は6231A引退の際の撮影会



6211Aについてはおそらく1012F導入分の廃車と見られます。これまで6000形3編成・200形1編成が03系・1000系の合計の4編成で置き換えられていることを考えると、6211Aについては1012Fの置換なのではないかと考えられるということですね。1012Fが到着をする前に、6211Aを置き換えたいということだと思われます。
ちなみにこの動きは検査期限などの関係からある程度分かっていた動きではありました。6211Aの検査期限が2024年2月までだったからですね。今回はその動き通り廃車になったということになります。なぜ6211Aの廃車が推測しやすかったのか、より詳細に知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ということで、熊本電鉄6000形は6111Aの1編成のみとなってしまいました。静岡電鉄の1000形については2編成のみの導入に留まる予定であることが、過去のプレスリリースより分かっています。(こちらのリリースに2014~2022年度にかけて2連×7編成導入と書かれており、01系~1000系1012Fまでの導入数の合計が7編成となることから、導入はこれで留まる予定であることが分かります。) そうなると、6111Aが中途半端に1編成のみ残留することになってしまいます。果たしてこの6111Aがどうなるかが注目ですね。6000形について、かつて在籍していた6101Aという車両は2018年に廃車となったものの、2014年から休車状態となっていました。そのため、休車から廃車、その後の03系1編成目の導入までの約5年間、熊本電鉄は通常よりマイナス1編成状態で運用を回していました。それでも回っていたので、6111Aについては余剰廃車も可能ではないか?とも考えることは不可能ではないのかと思います。しかし、6111Aは2021年の検査通過の際に、座席のモケットが更新されています。営団時代から同じものが使われていたにも関わらず、このタイミングで更新されているのですね。この動きは延命の動きなのではないかとも見ることもできそうです。このように6111Aについては先行きが不透明な状況ですね。ただ検査期限が2025年の頭までまだ時間がありますので、しばらくはまだまだ活躍するのではないかと思います。2024年秋ごろから2025年あたりにどのような動きになるのか、気になるところです。
今回は6211A引退と残留する6111Aに関する話題でした。1編成だけ残ることになった6111Aの今後にも注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!