てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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静鉄1000形1012Fも熊本へ譲渡! 都営6000形6211Aの廃車が濃厚か?


こんにちは!
一昨日、静岡鉄道で1000形1012Fのラストランが行われました。その際に、1012Fは熊本電鉄へ譲渡されることが明らかとなったようです。


先に譲渡された1009F

熊本電鉄には昨年に1009Fも譲渡されており、2編成目の導入となります。当初の予定通りであれば、導入は2編成に留まる予定であるということのようです。
1000形1012Fの導入により、現在活躍している元都営三田線6000形がまた1編成廃車になるものと思われます。現在、熊本電鉄には2編成の6000形が所属しています。三田線時代の塗装そのままの6111A-6118Aと、三田線の塗装に追加で、前面の窓の部分に黄色の塗装が施されている6211A-6218Aの2編成です。


6111A


6211A



もともと5編成が在籍していた6000形も、03系などでの置き換えが進み既に2編成のみとなっていますが、今回の1000系の導入で更に1編成の廃車が発生することになりそうです。それでは今回、どちらの編成が廃車となる可能性が高いのでしょうか。この答えはある程度予測できるものとなっており、検査順や車内の手入れ具合などを考えると、6211Aの方の廃車が濃厚であるということになります。
まず、検査ですが、6211Aは2020年2月に、6111Aは2021年4月にそれぞれ検査を通しています。1年ほどの差しかありませんが、検査順を考えると、6111Aの方が長いことになります。これまで、検査順で引退させてきた同形式ですので、順当にいけば6211Aが廃車ということになるでしょう。
更にもう一つ判断基準があり、その内容というのが、車内のモケットが交換されているか否かです。6111Aは2021年の全般検査の際に、三田線時代から更新されていなかったモケットの交換が行われ、きれいなモケットを装着している編成となっています。こういった点も6111Aの方が残留する可能性が高いと言える根拠になるでしょう。

このように、1012Fによって置き換えられる車両は6211A-6218Aが濃厚であると言えると思います。1012Fもこれから熊本に到着するまで数か月は時間を要するでしょうから、ちょうと運用開始のころには検査期限間近となり、そのまま廃車にできるタイミングになるのではないかと思います。
また、この1012Fの導入をもって、01系から続いた熊本電鉄の車両導入は終了するということで、1編成だけ残ることとなった6000形の動向も気になるところです。既に車齢50年を超している車両ですので、そう長くは活躍しないはずですが、ここで車両導入はストップします。残る1編成に対してどのような措置が取られるのか、そのあたりも注目していきたいと思いますね。
最後までご覧只木ありがとうございました!