てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

てつとおのブログ

主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

銚子電鉄の新型車両はどこからやってくるのかを妄想!


こんにちは!
今回は銚子電鉄に関する話題を扱いたいと思います。
先日、ツイッターを銚子電鉄がにぎわせました。その一つが銚子電鉄は7/5をもって開業100周年を迎えたためですね。さらに先日行われた株主総会では2023年3月決算において、2期連続黒字を達成したことも明らかにされており、銚子電鉄を明るい話題がにぎわせていました。そんな中、7/9に行われた100周年記念イベントにおいて、重大発表が行われました。その重大発表というのが、新型車両の導入決定です!
www.chibanippo.co.jp
新型車両は2024年2月に導入予定だということです。また新型車両の導入に伴い、既存車両が1編成引退するということです。おそらく2000系のうちのどちらかの編成が廃車になるものと思われます。予備増とはならなかったようで、少し残念ですね。(ドア改造やリクライニングシート設置の行われていない2001Fの廃車が濃厚かなと個人的には思っています。)


銚子電鉄2000系

そんな銚子電鉄の新型車両、果たしてどんな車両がやってくるようになるのでしょうか?今回は銚子電鉄の譲渡候補車両を妄想してみたいと思います。
まずは、銚子電鉄の新型車両に求められるポイントからご紹介していきたいと思います。銚子電鉄には以下の条件が当てはまる車両のみが導入できます。その条件というのが、①600V車両であること、②18m車体の車両であること、主にこの二つです。また車体幅も幅広車は導入できません。さらに本州の私鉄から譲渡されるということも明らかにされています。①の条件に関しては、現在600V以上の車両でも、降圧改造を行えば導入できると思いますが、②の条件は必ず当てはまらなければなりません。そのため、必然的に18m車体の車両が導入されることになります。



それではこれらの条件を踏まえたうえで、銚子電鉄に合いそうな車両を考えてみましょう。まず、①,②どちらの条件にも当てはまりそうで、なおかつ近々引退する車両というのが存在します。その車両というのが、静岡鉄道1000系です。


1000系
静岡鉄道の1000系は600V車両で、さらに18m車体という、どちらの条件にも当てはまる車両です。既にえちぜん鉄道と熊本電鉄への譲渡例があります。静岡鉄道には現在2編成の1000系が在籍していますが、そのうちの1編成、1011Fが7月16日に引退するので、タイミング的にもぴったりということになります。そのため、この車両が最有力候補なのではないかとみられています。車齢は約40年。現有の2000系に比べると20年ほど若く、ステンレス車体なのでしばらく使える車両でしょう。こちらの車両の可能性は高いのではないかと思います。

続いて、北陸鉄道浅野川線で活躍している8000系です。


8000系
浅野川線は1500Vではありますが、18m車体の車両となっており、降圧改造を行わないといけない車両です。元京王3000系ということで、銚子電鉄の3000系,2000系と同じく京王電鉄で活躍していた車両です。面白いことに、銚子電鉄は2022年に、廃車となった北陸鉄道8000系のドアのみを購入し、2000系2002Fに取り付けるという改造を行いました。そのため、すでに8000系はドアのみ譲渡が実現しているのです。今度は車体も!ということですね(笑)浅野川線の8000形のうち、8902Fは車体幅の関係上、譲渡が難しいと思われます。しかし8801Fならば入線可能です。こちらの可能性はあるのではないでしょうか。ただ車齢が静岡鉄道より古く、降圧改造も行わなければならないので微妙かなと思いますが、同じ元京王車なので扱いやすい車両ではあるかもしれませんね。
個人的にはこのどちらかなのではないかと思っています。

あと、条件に合致する車両を挙げるならば、丸の内線02系でしょうかね。こちらは600Vの車両でなおかつ18m車体ということで条件は合致しています。しかし、先頭車の電装化が必要になること、集電装置が異なるため、パンタグラフも取り付けなければならないことなどを考えると、改造費が高くつくことになりそうです。さらに大掛かりな改造になるので、今年度中に改造が間に合わないということもあるかもしれません。そのため実現可能性はかなり低いのではないかと思います。(※追記:導入費が5000万円ほどと報じられたため、可能性はほぼ無くなりました。)

また、富士急行から1000系1001Fを購入するという可能性もあるのではないかと言われていますが、こちらは難しいと思われます。形式的には元京王5000系なので、現在の銚子電鉄3000系と同じということになりますが、富士急1001Fは車体幅が2844mmと幅広車となっているため、車体幅の問題が出てきます。一方、現在銚電で活躍している車両は初期製造車であり、車体幅は2800mmです。こういった違いがあります。そのため、譲渡可能性は低いのではないかと思われます。
また、南海2200系も600V対応車で18m以下の車体の車両でした。こちらの場合、改造などは無く導入できそうですが、車齢が50年以上経過していて、ステンレスではないという点が気になりますね。条件に合致しているので可能性としてはあり得る車両かなと思います。

挙げるとするならばこのぐらいなのかなと思います。
静岡鉄道の可能性が高いのではないかと思いますが、果たしてどうなるでしょうね。楽しみにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!