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今回は西武鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。ついに発表されました。旧2000系最後の6連となっていた2031Fの廃車発表です。
↑2031F
昨年の2033Fの廃車以降、いつ廃車になってもおかしくはないなと思っていましたが、ついに2031Fも廃車になるようです。そんな2031Fの置き換えですが、今回の代替車は少し変わった車両になる可能性が高そうです。というのも、2031Fの置き換えには新2000系でリニューアル改造を実施済みの、元々池袋線で使われていた2077Fが使われる可能性が高そうです。この2077Fは今年の8月まで池袋線で使われていましたが、8月に横瀬に回送されました。その後、そのまま解体されるのかと思いきや、中間車2両を抜き取って6両編成となり、武蔵丘車両研修場に入場しました。これらの動きを見ていると、確定とはまで言えませんが、高確率で2077Fが6連化の上、新宿線系統に転属することになりそうです。そして2077Fに置き換えられるのが、2031Fと見て良いのではないかと思います。2031Fの引退時期もぴったりです。ということで、新2000系による旧2000系の置き換えが発生する可能性が高いということになります。
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新2000系リニューアル車
2077Fを6連化することで、国分寺線の車両を確保する狙いがありそうですね。国分寺線は現在、5運用設定されており、その5運用を2031Fを含めた6編成で回しています。しかし、昨年に2027Fや2033Fが廃車されるまで、国分寺線は7～8編成で回しており、現在は6連固定編成がそのころよりも少ないというギリギリの体制で運行しています。6連車がギリギリの状態のため、昨年後半以降は2連＋4連を連結した6両編成の2000系が国分寺線で走るということが頻繁に行われています。昨年末～今年にかけての国分寺線はこういった状況でした。ところが今回、2077Fが6連化されたということで、2077Fを導入の上、更に2031Fの置き換えを行わなければ、6両固定編成は7編成準備することが出来、余裕を持たせることも可能なはずでした。ところが、2031Fは引退が発表されてしまったため、引退後も2077Fを含め6編成で回していくことがほぼ確実となり、引き続き6連車はぎりぎりの状態が続くことになりそうです。そのため、今後も2＋4連で走る国分寺線の2000系は割と頻繁に見ることが出来そうですね。
このように2031Fの引退が分かったことで、国分寺線は今後も6連化に余裕がない状態で運行されることが分かりました。そして今後気になるのが、さらに2000系のリニューアル車が6連化され、2000系の未更新の6連を置き換えるといった動きが起こるのか、こちらも気になりますね。2031Fが置き換えられた以上そのような動きになってもおかしくないかもしれません。更に言えば、国分寺線はサステナ車両が導入されるかされないか微妙なラインの路線です。今後の新2000系の動向次第では、その答えも少しずつ明らかになるかもしれませんね。
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