長野電鉄が8500系置換の為に2028年までに準備する車両を妄想

こんにちは！
今回は長野電鉄に関する記事を書いていきたいと思います。長野電鉄では2028年までに旧型車両を置き換えることが発表されています。
www.shinmai.co.jp
こちらの記事によると、普通列車用車両について2028年までに旧型車両省電力型に置き換えるという発表がなされています。長野電鉄では今年の1月に元営団地下鉄3000系である、3500/3600系の置き換えを完了させ、現在は元東京メトロ03系の3000系と、元東急8500系の8500系の二形式が普通列車用車両として活躍しています。このうち、8500系について2028年までにVVVF車両に置き換えるということですね。今回はこの8500系の置き換え車両について考えてみたいと思います。

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長野電鉄8500系

長電が欲しているのは18m車両

まずは長電がそんな車両を欲しているのか、そのことから考えなければなりませんね。そのヒントについて、2021年に公開されたある記事があります。
suu-haa.jp
こちらの記事に、長野電鉄が車両を欲しているという記載があるのです。どういった記載かと言いますと、18mで車幅が280㎝、2両や3両に改造しやすい車両を欲しているという趣旨の記載です。この記事が公開されたころは車両更新について明確な発表はなされておらず、この半年後に信州毎日新聞が新型車両導入を報じています。おそらく、長野電鉄はこの条件に則って中古の出物を探しており、見つかったため、新型車両導入が発表されたものと推測できます。（もしくは見つからず新造に舵を切った可能性もあります）ある程度の目星がついていないと時期まで明確にすることは出来ませんからね。おそらく目星がついているものと思われます。

18mVVVF車両で2028年までに置き換えられそうな出物は…？

それでは中古車両を導入するとして、①VVVF車両 ②18m車両 ③車幅280㎝これらの条件に合致し、なおかつ2028年までに置き換えが始まりそうな車両を考えてみましょう。おそらく一番当てはまるのが、東急1000系列ではないかと思います。

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東急1000系
東急1000系は現在、池上線や多摩川線で活躍しています。東急1000系は機器未更新でGTOの1000系と、機器更新が行われたIGBTの1500番台の二つのパターンの車両が在籍しています。機器未更新車が7編成、機器更新車が9編成の合計16編成が在籍しています。製造は1988年からと、車齢的には既に置き換えが発表されている9000系と変わらないぐらいの車齢です。特に機器未更新車については、ここ数年中に置き換えが始まってもおかしくはない状況なのではないかと思います。この車両を長電は狙っている可能性があるのではないでしょうか。

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1500番台
ここ数年以内に置き換えの始まりそうな18mVVVF車両については東急1000系ぐらいしか思い浮かびませんね。京成や京急からなどは置き換えは出るでしょうが、台車履き替えなど大掛かりな工事となるため、あまり現実的でないように感じます。またOsaka MetroもVVVF18m車はありますが、第三軌条なのでこちらの可能性も低いのかと思います。そうなるとやはり8500系の置き換え車両が1000系となる可能性が高いのではないかと思います。1000系について、機器未更新車も存在しますが、こちらも機器更新を行えば十分長く使えるでしょう。
17m車体の車両を入れる気があるならば、ホームドア設置に伴い早期に廃車が出ることが噂されている南海2000系あたりも候補になりうるのかとは思います。ただ2扉で、18mよりも短い17mですので、どうなのかな？とは思います。