てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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筑肥線103系国鉄色リバイバル!103系の後継車はどうなるのか妄想してみる


こんにちは!
今回は筑肥線に関する話題です。
筑肥線では8月より国鉄色カラーの103系が復活することが先日発表されました。
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現在の103系の塗装は303系や813系などと似た水戸岡デザインの赤色の塗装になっていますが、デビュー当初は青色の塗装を纏っていました。今年は103系1500番台登場から40周年ということで、それを記念しての復刻塗装ということになるようです。JR九州での復刻塗装といえば、かつて存在した415系の赤電復刻を思い出しますね。あれ以来なのではないでしょうか。全国で少なくなってきた103系に明るい話題ということで、うれしいものですね。


103系



そんな103系、登場から40周年が経過してことから、近年では置き換えへの噂が少しずつ出始めています。103系は2015年の305系の登場により、すでに福岡市営地下鉄への直通運用は終了し、現在では3両×5編成のみが筑前前原~西唐津間で活躍しています。305系の登場時、完全に置き換えることをしなかったため、中途半端に残ったままとなり、約8年その状態が続いています。そんな中途半端な存在の彼ら、果たして置き換え劇はどのようになるのでしょうか。少し妄想してみたいと思います。

候補は三つ?

置き換えに関して、候補は基本的に三つなのではないかと思います。一つ目が直流電車の新製導入、二つ目が気動車の導入(新製or転属)、三つ目が他社からの中古車購入。この三つです。それぞれの可能性について考えてみます。

①電車の新製導入



305系

まず一つ目が電車の新製導入です。本来ならばこの可能性が一番高いのでしょう。103系の数と同じ車両を製造するという方法ですね。先述した通り、2015年に305系を導入しているので、305系の3両編成版を作るのが一番現実的でしょうか。しかし、問題もあり、3両編成にするならば、クモハを新たに設計しなければならないこと、また既存車両と製造期間が開いてしまうことが挙げられると思います。特に一つ目、クモハの新規設計は現有車両からかなり改良を加えなければならないので、この辺りは問題になるのではないかと思います。さらに、JR九州は821系の導入を途中で中止にしてしまうほど、新造車両の製造に消極的にここ数年なってきています。そんな状況で、3両5編成分にしか使えない直流電車を新たに設計し、製造するのか?と考えると少し微妙な気もしますね。

②気動車の導入


二つ目に考えられるのが気動車導入です。この場合、YC1系の新造かキハ40系列の転属の可能性が挙げられるでしょうか。要するに、地下鉄直通は引き続き電車が、筑肥線内限定運用は気動車が担うということですね。架線下DCという可能性を選択する可能性はあると思います。この場合、JR九州では少数派になる直流電車の新規設計を行わなくて良いというメリットがあります。個人的にはこの可能性は高いのではないかと思っているのですが、一方で問題もあります。問題は筑前前原駅でのホームドア問題です。筑前前原には4ドア準拠のホームドアが設置されています。YC1系にしてもキハ40系列にしても、4ドア車両ではないので、既存のホームドア設備が使えないということになります。気動車を使うならば、筑前前原のホームドアを交換しなければなりません。ロープ式に交換するならば3ドアでも4ドアでもどちらでも使えるでしょう。果たしてここまでするかな?という疑問はあります。ただ個人的には一番楽な方法はこれなのではないかと思っていますけれどもね…。


③他社からの中古車購入

三つ目、これはウルトラCでしょうが、他社から中古車両を購入するという方法も取れることには取れます。直流20m4ドア車両の中古は探せばかなり見つかりますので、新車を作るよりは安上がりにはなるでしょう。最近噂されているのが70‐000形購入説ですが、これはどうなんでしょうね?(笑)かつてJR東日本から415系を購入したJR九州ならやりそうな気もしますけれども…w ただ、先頭車の電装化改造を行わない限り、1両増車になってしまいますね。特段改造を行わずに3両編成で走れる車両といえば、鶴見線の205系でしょうが、さすがにVVVFですらない車両は買わないでしょう。もし他社車両を買うならば、確かに70‐000形はいい出物ではあるとは思いますが、まあ期待しない方がよさそうな気がします。

こんな感じでしょうか。正直どの案も一長一短かなと思っています。架線下DCであれば、ホームドアをいじるだけで済むので、これで済ませるのが一番効果的ではないかな?と思っていますが、果たしてどうなるでしょうね。そもそも早急に103系を置き換える必要があるのかすら分かりませんが、今後の103系の動向にも注目していきたいところです。
最後までご覧いただきありがとうございました!