てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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【2025年から】08系のB修はどんな更新内容に?VVVFはIGBT?SIC?


こんにちは!
今回は東京メトロ08系のB修に関する記事を書いていきたいと思います。先日、メトロ08系のB修の開始時期が発表されました。B修の開始時期は2025年度からということです。08系は2002年~2003年に製造されていますので、誕生から23年ほどで機器更新が行われていることになります。更新時期としては妥当な時期と言えそうですね。そんな08系のB修はどのような更新内容になるのでしょうか。実は更新内容については今年の4月にある程度公表されています。今回はそんな08系の更新内容について見ていきたいと思います。
更新内容の資料:
https://www.tokyometro.jp/corporate/business/procurement/pdf/procurement_plan_railway_products_jp.pdf

それでは上記資料に書かれている内容を見ていきたいと思います。

更新内容
主電動機・制御装置
TIS(車両制御情報管理装置)
補助電源装置
冷房装置
補助電機装置
脱線検知装置

このようになっています。


08系  



それでは注目の主電動機や制御装置についてはどうなるのでしょう。こちらも公表されています。主電動機については、全密閉自然冷却方式同期電動機、制御装置(VVVF)についてはフルSiC素子モジュールとなります。
ということで、VVVFについてはフルSICとなるようですね。これまでのメトロのB修車については、今年行われている05系や9000系のB修も含めてIGBTでの機器更新となっていました。しかし、08系はSIC更新となるということで、初のSICのB修車ということになりますね。まあ、今更IGBTでの更新よりもSIC更新の方が妥当でしょうね。08系がSICでの更新ということで、おそらく今後行われるであろう05N系や10000系のB修についてもSICでの更新となっていくのではないかなと思います。主電動機については、電動車1車両に4台装備ということで、1C4Mとなるようです。こちらは現状と同じですね。

このようになっています。ついにB修でSICが使われる時代になってきました。他に気になるのは車内の更新内容とデザイン変更の有無でしょうかね。車内の更新については、これまでのB修のメインであったLCDや座席袖仕切りは既に搭載されていますので、床材更新やモケットの更新程度になるのでしょうかね。車内についてはそこまでの変化はないのかもしれません。また、デザイン変更ですが、7000系や05系・9000系など、ここ最近のB修車両ではデザイン変更が行われるケースも多くなっています。特に現在、半蔵門線には18000系が在籍していますので、18000系に近いようなデザインに変更されるのか、気になるところです。個人的には18000系似の08系を見てみたいので、デザイン変更をしてみてほしいな…と思います(笑)
ということで今回は08系のB修に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!