てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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8000系2連ワンマン車の置き換えはどのようになるのかを考える【10050型導入で置換!】


こんにちは!
今回は東武8000系に関する記事を書いていきたいと思います。
先日、2023年度の設備投資計画において、館林地区のローカル線に10050型が導入されることが発表されました。10050型をリニューアルの上、館林地区に導入予定となっています。今年度は7編成にリニューアルが行われるようで、今後8000系を置き換えていくものと思われます。そんな館林地区の8000系ですが、置き換えはどのように行われるのでしょうか?今回はそのことを考えていきたいと思います。
※この記事はあくまでも予想記事ですので、この通りの動きになるとは限りません。



まず、現在館林地区で走っている8000系の紹介です。現在では2連×5編成と3連×10編成の合計15編成が館林地区で活躍しています。今回の記事ではタイトルにもある通り、2連車の置き換えについて考えていきたいと思います。10050型に3連車が無いこともあって、3連車の置き換えはどのようになるのかがなかなか不透明ですので、今回はある程度先が予測できる2連車の置き換えについて考えます。まずは2連車の編成紹介と直近の検査履歴です。この検査履歴が置き換えに大きな影響を及ぼすかもしれません。

8561F 2020年6月全検
8562F 2021年7月重検
8572F 2020年10月重検
8574F 2021年8月重検
8579F 2021年12月重検

このようになっています。10050型が7編成導入されるので、これらの編成が館林を撤退するのはほぼ確実と思われます。しかし、撤退後、すべての編成が廃車になるとは限らないかもしれません。その理由が都内のワンマン路線に転属するかもしれないからです。
今回の発表では館林地区の10050型の導入は発表されましたが、都内の大師線亀戸線への導入は発表されませんでした。しかし、大師線においては将来的に自動運転が行われることが発表されています。既に自動運転に向けた検証も始まっており、近年中にスタートするものと思われます。この自動運転開始と同時に8000系は自動運転対応の新型車両に置き換えられる可能性が高いものと思われます。そのため都内ワンマン車については新型車両の導入まで残留する可能性が高いわけですね。ここで気になるのが都内ワンマン車の検査期限です。実は、都内ワンマン車、今年の3月に検切れ廃車が発生しています。もともと館林で走っていた8576Fが、11204Fの館林転属の影響で、都内ワンマンに転属しました。その玉突きで、もともと都内ワンマン区間を走っていた8570Fが廃車となりました。8570Fの前回検査は2019年4月、つまり今年の4月で検査切れとなる予定でした。検査が切れる前に8576Fを転属させ、8570Fに検査を通さず廃車にしているのですね。こういった、検査期限に余裕のある館林の車両を都内ワンマンに転用し、都内ワンマンで検査期限が新型車両の導入まで持たない車両や車齢の高い車両を廃車にするといった動きが今後も発生するかもしれません。都内ワンマン車の検査期限は以下の通りです。

8565F 2021年5月重検
8568F 2020年8月全検
8575F 2021年4月全検
8576F 2021年11月全検
8577F 2019年6月全検 

このようになっています。実は8577Fが今年の6月に検査期限が迫っているのですね。8577Fが検査に通るのか通らないのかがかなり気になる点です。しかし、6月までに館林の8000系をねん出する10050型が出場できるかと言うと難しい上、8000系の中でも比較的新しい編成ですので、おそらく8577Fは検査を通すのではないかと思っていますが、どうなるでしょうか。そして、来年の8月に検査の切れる8568Fに関しては、おそらく8574Fもしくは8579Fのどちらかに置き換えられると思います。今年度、新型車両が誕生しないので、少なくとも新造車両は来年度以降の落成ということになります。そんな中、来年の8月までに新型車両が営業運転に就くことが出来るかは不透明です。その状況で来年の8月に切れるということは、検査期限に余裕のある車両に置き換えられるという動きが出てきてもおかしくないのかなと思います。車内設備も8568Fは車内LEDがありませんが、74Fや79Fはありますからね。この辺りのことを考えると、置き換えられる可能性はあると思います。また、車齢が高く、車内LEDのついていない8565Fに関しても置き換えられるかもしれませんね。こちらの編成は検査期限は割と余裕はありますが、8565Fよりも新しく、車内にLED表示器が搭載されており、なおかつ検査期限に余裕のある館林の8570番台の車両が余剰になりますので、そちらに置き換えられてもおかしくはないのかなと思います。


8565F



ということで、10050型の導入後、館林の8000系は全て廃車になるのではなく、一部都内ワンマン車も巻き込んだ形で廃車になる可能性が高いのではないかと考えています。車齢の高い8561F,8562Fと検査期限が2024年度の途中で切れる8568Fの3編成は廃車になる可能性が高いと思います。また8565Fに関しても車齢順や車内設備の観点から考えるならば廃車になる可能性があると思いますね。残りの1編成は8572Fか8575Fから廃車が出るのではないかと思います。8572Fは車内LEDはあるものの、2024年中に検査が切れてしまう、8575Fは車内LEDはないものの、2025年度まで検査期限が持つ。果たしてどちらが選ばれるでしょうか?このあたりは新造車両のデビューのタイミングによるのかなと思います。
ということで、2023年度末~は都内ワンマン車が70番台の編成で統一されるかもしれませんね。その状態のまま、自動運転の新型車両に置き換えられるシナリオが考えられるのではないでしょうか。
このように館林の8000系だけを記録すればOKというわけにもいかないかもしれません。得に85+60番台の車両たちの記録はしておく方が良いと思います。ついに8000系にも終焉が迫ってきた感じがして少し寂しいものですね。
今回は完全な予想記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!