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真の211系国鉄車(国鉄製造車)はどれぐらいいるの?


こんにちは!
最近は最新情報系の記事が続いていますので、少し緩い記事を書いていきます。近年、国鉄型車両の減少が続いている中、最近では、比較的多めに残っている国鉄末期に製造された車両に注目が集まることが多いですね。国鉄末期製造形式と言えば205系や211系などが存在すると思いますが、今回は211系に注目していきます。国鉄211系と呼ばれることも多く、多くの人が国鉄型車両と認める形式だと思います。確かに製造設計が国鉄において行われた国鉄型車両ですが、製造時期については、国鉄末期~JR初期にわたって製造されており、JR製造車も多数存在するのです。現在ではJR東日本とJR東海に残っている211系、そのうち真の国鉄車(国鉄において製造された車両)はどのぐらい存在するのか、それをまとめる記事にしたいと思います。


211系

国鉄製造車一覧

それでは早速国鉄製造車をまとめていきたいと思います。

JR東日本

【高崎車】C2,C4,C6,C8,C13,C17(6両編成)、C15(6両中3両)、A9(4両編成) 合計:43両
【長野車】N601~606(6両編成)、N306~311,N317~327(3両編成) 合計:87両
【総計】高崎+長野:130両(全数314両)
【国鉄車割合】約41%

JR東海

【総計】0両(全数147両)
【国鉄車割合】0%

JR東日本+JR東海の国鉄車総計:130両
JR東日本+JR東海の国鉄車割合:約28%

※廃車回送済みの車両については車籍を維持している状態の車両でも今回の総数から除いています。

このようになります。まずJR東海は国鉄車の数はゼロです。そもそもJR東海は211系の国鉄車を8両しか保有していませんでした。その8両も2022年に廃車になったため、現在では国鉄車の保有数はゼロです。
そしてJR東日本については国鉄車が多数残っています。今月にA10編成が廃車になったため、数が減りましたが、現状では高崎と長野合わせて130両になるようです。総数が314両なので、およそ41%が国鉄車という割合になるようです。長野にはトップナンバーの211系も存在しており、国鉄車は長野の方が多く残っている状態です。高崎では6両編成の多数の車両が国鉄車で、4連の車両は現在A9編成のみが国鉄車という状況です。4連車ではA9編成が唯一の国鉄車ということになってしまいました。

というわけで真の国鉄車の211系は現在130両残っているということになります。211系は製造数はJRになってから製造された数の方が多いのですよね。そのため、JR車も多いというのが分かっていただけたのではないでしょうか。JR東海では現在置き換え中、JR東日本についても置き換えの噂がある中、長く活躍できると良いですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!