てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

JR九州新観光列車、キハ125をキハ47でサンドウィッチするらしい


こんにちは!
昨日はJR東海で385系が導入されることが発表され、大きな話題となりましたが、実はもう一つ、新型観光列車の情報が記事になっていました。385系の陰に隠れてしまったような気がしますが、結構大きな情報だったので共有しておきたいと思います。その情報というのがこちらの記事です。
article.auone.jp
以前発表されていた久大線の新しい観光列車に関する話題ですね。簡単に情報を整理すると、来年の春に博多~湯布院・別府間で新たな観光列車が運行されることが既に発表されていました。この観光列車、いさぶろう・しんぺいを再改造することや、水戸岡デザインではないことなどが話題となっていました。そんな新型観光特急ですが、改造元のいさぶろう・しんぺいは2両編成にも関わらず、新型観光列車は3両編成になるということで、いさぶろう・しんぺいとは別の車両が1両使われることになるようです。その追加の1両が何になるのか?という記事だったのですが、当該記事のタイトルに「予想外の正体」とあるように、結構びっくりな車両が増結されることが発表されました。その車両というのはキハ125‐24だということです。


キハ125



キハ125系というのはJR九州が1993年に製造した気動車です。全25両が製造され、現在では久大線の大分口・豊肥本線と唐津線などで活躍しています。キハ125‐24は現在は大分車両センターに所属しており、大分近郊で活躍しています。そんなキハ125はNDCシリーズと呼ばれる、比較的軽量で車体長も短い18m気動車です。エンジンもキハ47ほど強力なものは使われていません。そんな軽量気動車がキハ47とともに観光列車に改造されるということです。さらにキハ125の編成中の連結位置も記事では言及されており、2号車に組み込まれ、ロビーカーとなるようです。つまりいさぶろう・しんぺい用のキハ47でキハ125をサンドウィッチするということですよね。見た目の違いを考えてみると、キハ47とキハ125では車体長も異なるほか、車体幅も異なります。(キハ47は拡幅車体、キハ125はストレート車体)このことから、キハ125が編成中に組み込まれるということは、凹凸状態になるのですよね。太い車両+細い車両+太い車両というようなイメージになります。こんな組成、めちゃくちゃワクワクしてしまいます(笑)

ちなみにキハ125とキハ47の連結は観光列車で初めて誕生するわけではなく、現在も唐津線にて見ることができます。


実際に連結して運用に入っている様子

営業運転で見ることができるのは唐津線のみですが、唐津線以外にも、キハ47が小倉工場に入場する際の供走車としてキハ125が連結されることもあります。このように通常運用でキハ47とキハ125は連結しているので、性能的には全く問題ないのでしょう。ただ異形式連結がデフォの観光列車というのはなかなか衝撃です。
というわけで、新型観光列車はかなり異色な存在になりそうな予感です。まさかキハ125が観光列車に改造されるとはね…。来年春の誕生を楽しみにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!