こんにちは！
今回は上野駅に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、上野駅を利用した際に、東海道線の人身事故の影響で、たまたま上野東京ラインが運休となっていました。その影響で、多くの列車が上野駅の地平ホーム（13～16番線）発着に変更されており、ひさしぶりに13番線ホーム始発の列車に乗ることができました。
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13番線に入線した高崎線
日中に13番線に列車が入るというのは非常に珍しいことで、私もテンションがあがってしまい、乗車する電車を遅らせてまで13番線始発の列車に乗ってしまいました笑
上野駅13番線は、かつて大量に走っていた寝台特急や長距離特急の多くの列車が出発していました番線です。寝台特急晩年には、寝台特急あけぼの、北斗星、カシオペアなどが13番線から発着しており、ラストランの際には13番線に大量の人が訪れたのも、記憶に新しいと思います。上野駅から北を目指す人々にとっての重要な意味を齎す、少し特別なホームですね。
そんな13番線も、長距離特急や寝台特急の消滅により、どんどん発着列車が少なくなっていき、次第にその13番線にはほとんど電車が入らないというような状況になっていきます。そこにプラスして、2015年には上野東京ラインが開通したため、多くの列車が上野止まりではなく、東海道線に乗り入れるようになり、なおさら上野駅地平ホームの役割は少なくなっていきます。特急も普通列車もほとんど入線しなくなり、13番線から列車に乗車する機会もほとんどないような、そんな現状です。今回は13番線ホームを発着する定期列車がどのくらいあるのか、そのことをまとめてみたいと思います。
まず、定期列車の前に、臨時列車から記載していきます。ご存じの通り、現在、JR東日本は四季島とカシオペア紀行の２つの寝台特急を臨時で運行しています。これらの列車は13番線から出発します。四季島に関しては、乗客は13.5番線から乗車しますが、入線自体は13番線です。そのため、現在も長距離列車は13番線から出発しているということですね。
ここから定期列車です。実は、2021年のダイヤ改正から今年のダイヤ改正まで、13番線発の定期列車は消滅していました。そのため、2021年～23年の間は13番線発の列車が存在しないという状況が続いていました。しかし、この期間も13番線着の列車は運行されており、13番線発の列車はないものの、13番線着の列車は存在するという状況でした。そんな中、今年の改正からは13番線発の列車が1本のみですが、復活しました。それに伴い、13番線着の列車は消滅しています。つまり、現在13番線発着の列車は、1本のみということになります。その時刻は、21:03発の小金井行きです。たったこれだけになっています。
一本のみ13番線発が残されたのは、おそらく線路の錆取りの目的ではないかと思われます。四季島やカシオペアは引き続き13番線を使うので、13番線は使える状況にしておかなければなりません。1日1本程度、車両を入線させることで、線路の錆を防止しているのではないかということです。おそらくこの可能性が高いのではないかなと思います。
かつて、たくさんの特急が走り出していた13番線。現在は定期列車は１日一本と、かなり廃れてしまったと感じます。これも時代の流れでしょう。これからも四季島やカシオペアが13番線から走り出していきますので、その姿を長く見続けられるといいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました！
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ダイヤ乱れ時にしか見れない日中の13番線出発シーンの動画です。
