てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

ポケットモンスター めざポケ 144話 ジュペッタのさがしもの! 簡易感想

こんにちは!
今回は新アニポケ感想です。サトシの優勝の時でさえ感想記事を書いておりませんでしたが、アニポケはずっと見続けていますよ。そんな中でも今日の回は特に感想を書きたくなるような話だったので、簡易感想という形で簡単に感想を書いていきたいと思います。今日の話は、過去シリーズへのリスペクトも含めて、本当に良い話で、とても感動しました。これまでのめざポケシリーズの話では私は一番だと思いますし、新アニポケ全体で見ても本当に上位に入る素晴らしいお話だったのではないかと思います。土屋脚本、本当に光りますね。
さて、まず一つ目は今回のジュペッタの寄り添い役にゲンガーを添えたことですね。ゲンガーと言えば、覚えていますよね。サトシが彼をゲットした際の状況です。ゲンガーもトレーナーに見捨てられたポケモンだったのですが、捨てられたことにさえ気づかずに、長い間自分のトレーナーを待ち続けていたのに、いざ再会すると裏切られて…そんな不遇なポケモンでした。そんな彼が、今度は似たような境遇のジュペッタにひたすた寄り添っていたと、誰もが気づくポイントだと思いますが、やはりこの点が一番よかったですよ。(厳密にはジュペッタは捨てられていませんが、長い間の孤独という点で一致していたと思います)捨てられたポケモンならば、ヒトカゲヒコザルポカブも同じような環境ではありました。しかし、今回はジュペッタということで、同じゴーストポケモン同士、そして境遇が似ていたポケモン同士、寄り添っている姿にうるっと来てしまいましたよね。特にゲンガーとジュペッタが電車が出発する前まで二人きりで会話をしていたシーン。ゲンガーが抑えきれずに飛び出してジュペッタに会いに行く瞬間もそうなのですが、ジュペッタの気持ちが分かるからこそ、あそこまでゲンガーが一生懸命になれる理由にも共感できますし、気持ちが分かるゲンガーの、どうにかジュペッタに立ち直ってほしいという思いを強く感じました。結局ゲンガーもサトシから貰った物を他の子に返してあげているんですよね。ゲンガーに接するサトシの姿を本当に思い出しましたよ。この回を通して、ゲンガーとの思い出も色々と思い出しましたし、ジュペッタが主役の回ではありましたが、ゲンガーの成長物語でもあったと思います。3年以上の新アニポケのまとめをようやくやってくれたのかな…と、新アニポケのリーリエ回でアローラの総括をしてくれた時のような感情になりました。
めざポケシリーズは過去のサトシの手持ちがみんな出てきますが、ゲンガーが一番優遇されていますね(笑)ここまで主役級の活躍シーンを与えてもらえて、ゲンガーは幸せ者ですね。

そして二つ目。ゲンガーが新アニポケリスペクトでもありましたが、XYリスペクトでもあると感じました。これは音楽担当のしわざなのでしょうが、クノエシティのBGMですよ。ただでさえね、XY14話の「ぶきみな雨宿り!ニャスパーは見ていた!!」に似ているなと思っていたところに、クノエシティのBGMを流してきてね、これはもう確信犯ですよ。ああ、あの回を覚えていた人にはもう一度あの回を思い出してほしいんだなと。そういうアニポケからのメッセージだと受け取りましたよ。どう考えても確信犯でしょ。クノエシティは遥かな空でもながれましたが、あの回は宮崎さんでしたし、特殊でしたよ。しかし、林さんでなおかつ新アニポケで一回も流してこなかったクノエシティをここで流すんですよ。こんなのメッセージでしかないじゃないですか。ニャスパージュペッタ、本当によく似ているんですよ。この二人は、二人とも手違いではぐれてしまっただけで、捨てられたわけではないんですよ。その点も一緒でしたね。回想シーンでクノエシティが流れたときに、ニャスパーの前例から、この子は捨てられたのではないんだなと確信しました。そしたらその通りでした。やっぱり感動に仕立ててきたじゃないですか。しかも、ジュンサーさんと再会した時にもクノエシティを流してきましたし。再会の流し方とか、本当にリスペクトの塊でしたね。今回、ジュペッタはちゃんと再会できたわけですが、ニャスパーはできなかったのですよね…。ニャスパーはちゃんと幸せになれましたよ。あの回も本当に心温まる回だっと思います。しかし、今回はちゃんと再会できたということで、そういった点でもジュペッタは本当に良かったな…と思いました。
ニャスパー回を思いだす演出に、より感動しました。やっぱりアニポケは凄いですよ。もちろん、XYを見ていなくたって、ゲンガーの境遇をしらなくたってちゃんと感動するようになっていて、この話単体で見たとしてもちゃんと感動できるように作られているんですよ。しかし、過去作を知っている人には更にサービスしてくれていて、少しの要素だけで、「ああ、この話はあの回のリスペクトだったんだな」と分かるように作られているんですよ。こういった点にアニポケの凄さを感じました。更にXYの当時には土屋さんも林さんも参加していなかったのですよ。それでもしっかりと作ってくれたところに、アニポケの重みを感じましたし、参加する方が変わってもここまでの演出をしてくれるのですから、リコロイアニポケにも安心できますよ。ちゃんとやってくれるんだなと確信しました。アニポケを見てきてよかったですよ。今日の回を見て心からそう思えました。
サトシのアニポケの感想を書くのは今回が最後かもしれません。本当にありがとうの一言に尽きます。
最後までご覧いただきありがとうございました!