アローラ♪
https://blogs.yahoo.co.jp/tetsutoo28/29379393.html
↑前回の続きです。
ポケもんだいのムーランドが泣かず不安を覚えたまま迎えた後編…。ポケモンセンターを抜け出し、ニャビーたちがいたのはあの橋の下でした。やっぱり最期は野生のポケモンらしく。それが望むことならば、幸せなことならばそれでいいですよね！
橋の下では心配しながらムーランドを看病するニャビーですが、夜にも関わらず、ニャビーにまた炎の牙の練習をするよう促します。やっぱり生きているうちに少しでも…。が強かったのだと思いますね。同じ場所に住む家族として、ニャビーのことが心配でならないんでしょうね。
しかし、ニャビーの炎の牙はやっぱり決まりません。その時ムーランドはまた実演してみせるのです。もう出来るかどうかも分からないようなあの状態でですよ。限界にも関わらず強くなりたいというニャビーに最後まで付き添ってあげるあの優しさは本当に素晴らしいですよね。ムーランドの優しさは最後まで図り知れないものでした。
その実演を見てもう一度トライしたあとムーランドの方を見ると、既にムーランドは寝ていました。当然ですよね。明るいうちには倒れて、なんとか回復した最後の力をニャビーの特訓のために使ったのですから…。そんな様子を見たニャビーはなにもいわずムーランドの上で寝ます。
また、同じ朝が来ると信じて…。
残っていた二枚の葉っぱ。月の光に照らされながらまた一枚落ちてしまいました…。
ニャビーは真っ白な世界をただひたすら歩いていました。その先に現れたのは元気になったムーランドの姿が！しかしいくら走っても走っても遠くなるばかり…。ムーランドに届かないのです…。
気がつけばいつものソファーの上で寝ていました。ニャビーは夢をみていたのです。また、いつもの朝が…いえ、違いました…。昨日いたはずのムーランドがいません！？
あの夢は現実のことだったんです…。元気なところを除いては。ニャビーは消えたことが何を意味するのかなんとなく分かっているからこそ不安になるんですよ…。
枯れ木の葉っぱが一枚だけ残っています。まだ行ける！ニャビーは曇り空の下一生懸命探します。このアローラでは珍しい曇り空というのがまたうまく、ニャビーの心を表現していますよね。悲しいんだけどまだ間に合うという気持ちが雨ではないんです。ニャビーはまだ決して諦めてはいないんです。
旧住居である廃墟、商店街、そして波が際立つ崖…。思い当たる節はどこも探しました。でも見つからない…。曇りはどんどん濃くなっていく。途方に暮れてしまったニャビーはいつしか橋の下へ戻ってきていたのです…。
ここで流れていたエイセツシティのBGMがまた切なくて…。天気といい、BGMといいニャビーの心が痛いほどに伝わってきましたね…。やっぱりニャビーの自分にとって親も同然であるムーランドを無くした心の痛みは決して消えるものではないですから…。
そして橋の下に戻ってきたとたんに、昨日まで一緒に寝ていたソファーの脚が折れてしまったのです。
その振動で枯れ木の最後の一枚の葉っぱが落ち、折れたソファーの上に乗っかりました。
そのことについてニャビーは何が起こったのかを理解し、叫び、雨の降るなかただ泣き叫びました…。
もう悲しくて悲しくて見てられませんでしたよ。ついに雨が降り始め、ニャビーの心はどん底に陥ったのです。一瞬にして起こった悲しい出来事に何もかも悟り、立ち直れないぐらいに。
その様子をサトシたちは近いのにどこか遠い位置から見守っていました…。
後数歩で届くその距離は何故か遠かったのです。まさしく、夢のムーランドとニャビーのように…。
ニャビーはついに心を閉ざし、思い出のソファーで葉っぱと共に眠りにつきました。
ムーランドの代わりに最後の葉っぱを…。何かに頼りたくなる存在がニャビーの場合、共に過ごした思い出だったんですね。あの頃と同じようにすることで少しは気が楽になるのでしょうね。
そんな雨の中、ニャースはロケット団の秘密基地で、ニャビーの気持ちを感じとったかのように悲しい顔をしながらキテルグマに抱きかかえられてていました。ニャースの気持ちを感じ取り優しく抱きしめてあげる。ポケモン同士の優しさです。それもニャースのバラードに乗せて…。
このニャースのバラードが直接は伝えられないニャースの気持ちの代弁だと思っています。
側にはいてやれないけれども、ニャースはずっとニャビーのことを思っているんだよというメッセージだったと思います。
サトシたちもニャビーを元気付けようと市場のおばあちゃんから貰ったきのみをニャビーのもとへ持っていきました。しかしそんな気分じゃない。今は葉っぱといっしょになにもせず寝ていたい。完全に自分の心こシャッターを下ろしていまっているんです。当然雨は降り続いています。そんなニャビーの姿にサトシはスクールでも気になって仕方がありませんでした。放課後は拒否されながらも毎日のように橋に通っていましたし、ニャビーの思うサトシの強い思いが伝わってきましたね。
それはサトシだけではなく、ニャースも同じでした。
「よかったら話すのニャー。話してみたら少しは気が楽になるのニャー。」
今までに見たこともないようなオヤビンの姿にはニャースも黙っていられずに、なんと会いにいっていたのです。同じポケモンとしてそしてもっと近い存在の猫ポケモンとして話して欲しかったのでしょうね。
でも、当然今のニャビーには拒否されていまします。
そしてサトシたちがやってくるのをみてニャースは退散していきました。
そしてサトシがやってきては、
「ニャビー、お前がちゃんと食べてくれるまでここにいる事にした。とことん付き合うぞ！」
といって自分のパートナーたちと一緒にニャビーを見守っているのです。
食べないと今度はニャビーまで最悪の状況になりかねませんから、サトシには危機感もあったと思います。だからこそ強制的ではなく、優しくニャビーのペースに合わせて待ってあげることで、少しずつ回復させてあげようとしたんですよね。本当にこの言動からもポケモン思いの一面が伝わってきますよね。
そんなサトシの優しさはニャビーの心にしっかり染みたのでしょうし、どこかムーランドの暖かさも感じたのでしょう。次の朝の天気は虹の架かる晴れでした。
風が吹き今までニャビーの支えになっていた葉っぱは飛ばされてしまいましたが、空を見るように導き出したのです。その空には笑っているムーランドの姿が。
それを見てニャビーは笑顔で返します。
サトシの暖かさ、そしていつもそばで見てくれているというムーランドからの心温まる最後のメッセージによりニャビーの心は完全に立ち直ることに成功しました。
一つの大きな壁を乗り越えまた一つ強くなったのです！
このことは炎の牙なんかよりもずっと難しいですよ！それを乗り越えたのです。ニャビーは完全に立ち直ったのです！
ムーランドはいなくなってもいつでもそばにいるんです。天からいつも見てくれています。二人の絆は決して消えるものではないんです！それを分かったからこそ、ニャビーは立ち直ることができたんですよ！
そして悲しみを乗り越えたニャビーはお腹のなったサトシに真っ先にきのみを渡したのです！自分が立ち直るきっかけになったサトシの存在はとても大きいものになったのでしょう。感謝の気持ちも込めてニャビーはムーランドにしてあげたことと同じようにサトシにしてあげたのです。
当然サトシは断りニャビーが食べろよ！としかしニャビーは引き下がりません。そのやりとりが何回も続いたところでじっとみていたピカチュウが目を回したところでお互いに笑いあったのです！
結局二人って似たもの同士なんですよねw お互いに相手を思う気持ちは強いんですよ！そしてそのやりとりの後サトシは、
「炎の牙、あれ俺といっしょに完成させようぜ！仲間になってさ！」
と自ら誘いますが、ニャビーは顔に火を吹きますw
ニャースいわく、「バトルして認めてやったらなのニャ。同情なんて嫌なのニャ」らしいです！
やっぱり最後の最後まで、ニャビーらしいですよねw もう着いていこうと決めているのだとは思いますがあえてバトルを申し込むのです！
そして、それならば！とサトシ&ピカチュウvsニャビーでバトルです！
十万ボルトと火の粉の相打ちに始まり、電光石火をニャビーがよけて、火の粉を放ちました！なかなかいいですね！サトシのバトルスタイル（ピカチュウでいうよけてそのまま十万ボルト！）みたいで相性良さそうですね！しかしピカチュウもそれを避けます。お互い遠慮なしのバトルなのがまたいいですよね！
しかもニャビーはそこから完成途中の炎の牙を打ってきました。これに対してピカチュウはアイアンテールで向かいうち、そのまま投げ飛ばしました！アイアンテールでわざと挟まれるというのはホルビーみたいですね。あの時はエレキボールを放ちましたが今回は投げ飛ばしました！さらにそこから電光石火は尻尾を使い受け流し、エレキボールと火の粉の向かいうち！
そしてそのままサトシは「俺たちと行こうぜ！」とボールを高くなげ、ニャビーはそのまま自らボールにタッチし、ゲットしました！
友情ゲットながらもバトルシーンもあるという素晴らしいゲットでしたね！その様子をみたニャースは
「これでいいのニャ。でも明日からは容赦しなにのニャ！」
とロケット団としての意気込みも十分！優しくするときは優しく、敵としては敵として向かい入れるニャースの切り替えのよさはいいですよね！
そして、これからもよろしくの合図のもとモクローやイワンコ含めみんなで仲良くきのみを食べるシーンで終了です！
どうでしたか？
ニャビー回本当に素晴らしい回でしたよね！途中モチベーションがどん底まで下がったニャビーの心が動くきっかけになったサトシとのバトルや友情ゲットはみていて本当に感動しました。
今ではニャヒートになったこのニャビーの今後の成長にも期待大です！
最後までご覧いただきありがとうございました！
【移転先について】
移転先は、はてなブログに正式に決定しました。
URL/ https://e231211.hatenablog.com/
9月1日よりこちらで記事を書き始めます。ヤフーブログの更新はありません。また、ヤフーブログの記事の移行は9月13日以降となります。
