こんにちは！
今回は秋田のキハ40/48に関する記事です。
以前からタイへの譲渡計画が浮上していた秋田のキハ40/48ですが、いよいよその計画の詳細が明らかになってきました。男鹿線や五能線で活躍していたキハ40は2021年春のダイヤ改正で引退し、その後一部車両が解体されずに秋田総合車両センターなどで保管されていました。今年の秋田公開でもその姿が公開されています。
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キハ40(今年のAT公開)
これらの車両は海外譲渡用に残されていた車両たちです。2021年時点ではベトナムに譲渡予定であることが報道されていました。ところが、ベトナム政府が中古気動車の輸入を認めずに計画は頓挫。その後、2022年にはタイ国鉄がキハ183に引き続き、キハ40を購入する計画が報じられていました。
e231211.hatenablog.com
当ブログでも2022年9月に扱っております。
その後、様々な情報がツイッター等で小出しにされてきましたが、今回大まかな計画が分かる報道がなされ、粗方の譲渡計画が分かりましたので、ご紹介したいと思います。そのURLがこちらです。(タイのニュースサイトのURLです)
www.dailynews.co.th
是非、Google翻訳で日本語に翻訳してご覧ください。
この記事に載っていることの要点を簡単にまとめたいと思います。
全てGoogle翻訳の日本語訳を基に記事を書いていますので、一部誤訳があるかもしれません。その点はご了承ください。まず、譲渡時期については「2024年3月末ごろ、日本からタイへの全ての列車の移動が開始されます。」と記載されています。以前、現地の方のツイートでは2月ごろに輸送というツイートも書かれていました。おそらく2024年の2～3月ごろに輸送されるものと思われます。もうすぐですね！そして譲渡両数は以前から変わらず20両、予算は約4860万バーツ（約2億円）とのことです。以前の報道の通りならば、無償譲渡で、輸送費のみタイが支払っているはずです。運行時期については「2024年末に一般公開される可能性がある」と記載されています。また、編成については3両×6編成＋予備2両という形での使用を検討しているとのことです。3両編成単位での活躍となりそうですね。また、記事本文を見る限り、短距離路線での活躍を見越しているとのことです。
ここまで具体的に運行時期や形態の詳細が発表されたのは初めてですね。2024年末ごろにはタイで運行開始するかもしれないということで、楽しみですね。
それでは最後に20両の車番を記載して終わります。今回の報道では発表されていませんが、以前のタイの資料に車番が詳細に記載されていたとのことで、そこに記載されている車番をここに記載したいと思います。
キハ40‐521、522、528、532、536、543、544、547、575
キハ48‐515、516、518、520、522、537、544、1507、1509、1540、1550
以上の車両たちです。キハ40‐536、544は原型エンジン車ですが譲渡対象に含まれるとのこと。これが結構驚きです。
最終的に秋田のキハ40系列は小湊に行った3両、北条に行った1両を含め、24両に再就職先が見つかったことになるのですね。古い気動車ながら、これだけの車両に再就職先が見つかるとは、この形式は凄いですね。これからのキハ40系列の活躍にも期待です。
最後までご覧いただきありがとうございました！
