こんにちは！
今回は冬の臨時列車に関する話題です。
先週の金曜日に冬の臨時列車が発表されました。今回の臨時列車、よくよく見てみると、かなり面白い設定がたくさんあり、非常に楽しいシーズンになるのではないかと思います。
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20231020_ho02.pdf
そんな冬の臨時列車ですが、E653系の充当列車になんと常磐線特急のときわ号が設定されているのです。その充当便は1/28のときわ35号。副題に勝田全国マラソン35号とついていることから、勝田で開催されるマラソンに併せて設定される特急ということになるようです。運行時刻は以下の通りです。
1/28 ときわ35号（勝田全国マラソン35号）
品川 6:23発 勝田 8:11着
E653系がときわに充当されるなんてすごいですね…。というのも、ときわというのは、E653系の冠特急であったフレッシュひたちを置き換えた列車名なのですよ。現在、常磐線特急には速達タイプのひたちと、停車タイプのときわの2種類の特急が運行されています。これらの列車が設定されるようになったのは、上野東京ラインが開業し、E657系に統一された2015年からのことで、それまでは別の列車が走っていました。その列車が、スーパーひたちとフレッシュひたちです。今のひたち、ときわのように列車名により停車駅が異なり、スーパーひたちが速達型、フレッシュひたちが停車型の特急でした。そして使用車両は基本的には651系がスーパーひたち、E653系はフレッシュひたちとなっていたのです。そんなフレッシュひたちの名を継承したときわにE653系が充当されるということで、完全に返り咲きなのですよね。この運行、かなりビックな物だと思いますよ。
常磐線特急は本当に返り咲きが多いですね（笑）常磐線特急の返り咲きといえば、思い出すのは2013年から2015年までの651系のフレッシュひたちへの返り咲きでしょうか。2013年改正で常磐線特急からの定期運用を撤退した651系が2013年10月から、フレッシュひたちとして常磐線特急に返り咲いたのです。理由はE657系に座席ランプを搭載するための予備車ということでした。あの返り咲きからちょうど今年で10年が経過しますが、10年後に今度はＥ６５３系がときわに1日限りではありますが、返り咲きです。常磐線特急は不死鳥、あながち間違っていないのかな…なんて思うところです（笑）
response.jp
今回はＥ６５３系の常磐線特急返り咲きに関する話題でした。ときわが初めて7両で運行される列車となりそうです。
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