てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

B修9000系9109Fに設置されたアクリル板、どんな車両に搭載されている?


こんにちは!
今回はメトロ9000系に関する記事を書いていきたいと思います。
先日、B修及び8両編成化が進められていたメトロ9000系9109Fが新木場CRを出場したことが話題になりました。どうやら、今回のB修繕は一部施工内容が簡略化されえいるようで、ドアの交換や座席の仕切り板の大型化などは行われていないようです。なぜ更新内容が簡略化したのか、この辺りは分かりませんが、もしかすると9000系の先が短いことを示しているのかもしれませんね。今回はそこが本題ではありません。座席仕切りが問題ですので、そこに話を戻しますが、それでは座席仕切りに何の措置も行われていなかったのかと言うと、決してそうではありません。どうやら元の仕切りの上にアクリル板が設置されているようなのです。なかなか珍しい状態になっているような気がしますが、現在、アクリル板を設置して活躍している車両と言うのは実は存在します。そんな9109Fの前例ともいえるような、アクリル板の設置車両を紹介していきたいと思います。


9000系

①青梅線・五日市線 201系


201系
実はかなり昔からこのアクリル板が設置されています。その一つ目が201系の青梅線・五日市線用の車両です。更にその前には417系にも設置されていたようですが、見た目が全然異なりますので今回は省略させていただきます。青梅線では2001年頃より、総武線を追い出された201系が活躍していましたが、青梅線に転属した際に、アクリル板が設置されていました。私の手元には写真がありませんので、掲載は控えますが、今回の9109Fと似たようなものが設置されています。


②各線の205系
続いては205系です。


205系のアクリル板
こちらのアクリル板はまず武蔵野線の205系に設置され、その後南武線や横浜線の205系にも波及していきました。個人的にアクリル袖仕切りと言えば、205系が真っ先に思い浮かびますね(笑)形状としては、209系以降の新系列電車の大型仕切りに似たような形状のもののアクリル板ということで、従来の袖仕切りの上に設置されています。実際に乗っていましたが、風除けとしてかなり効果的に機能していたと思います。ちなみにどの路線の205系もジャカルタに譲渡されていますので、ジャカルタに行けばアクリル付の205系に乗ることが出来ます。

③211系

211系にもついています。現在、長野地区や高崎地区で活躍していますが、すべての車両に搭載されていますね。これらのアクリル板の設置は2010年代以降に行われたものです。


④りんかい線 70‐000形

りんかい線の70-000形には2010年代後半ごろから設置されました。おそらくE233系に合わせるためなのでしょうね。

その他、719系(5000番台が現役)や115系(現在もしなの鉄道で現役)、既述の417系などにも設置されていますが、こちらは首都圏に設置されているものとはかなり異なったタイプが設置されているため、9109Fに設置されたものとはかけ離れたものということになりますね。9109Fの類似品だと、201系や205系などに採用されているものが当てはまるということになります。

このように9109Fに設置されたアクリル板は既に多くの形式で設置済みのものとなっているということです。この袖仕切りがあると、風がよけられるのはもちろん、寄りかかって寝やすいというのも一つのメリットだったりしますね。年の差連結を行い、B修の内容にまで独自仕様が詰まったまさしくネタ編成の9109F。運用開始を楽しみにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!