てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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【次々離脱】各地で進む「東海顔」の引退


こんにちは!
今回は各地の旧型車両に関する話題です。
皆さんは「東海顔」という電車の顔をご存じでしょうか?簡単に言えば、115系みたいな顔の車両たちのことです。

115系
このような顔の車両たちが東海顔と呼ばれており、113系115系413系415系、713系など各地でこのような顔の車両が活躍しています。しかし、この顔をした車両たちもついに最終段階に入ったとでも言いましょうか。多くの路線で引退や廃車が進み、また現在活躍している路線でも、置き換え計画が存在する路線も多数あります。そんな東海顔の車両たちの今をご紹介したいと思います。

ダイヤ改正でも多くの東海顔編成が引退
今年のダイヤ改正でも多くの東海顔の車両が廃車となりました。まずは新潟で活躍していた115系です。

115系新潟車
新潟ではここ数年は3両×7編成が在籍していましたが、今年のダイヤ改正をおきに全編成が引退しました。JR東日本内では最後の115系の楽園であった新潟地区だけにこの引退を惜しむ声は多くありました。私も昨年の12月に乗車しましたので、非常に寂しかったですね。

115系の引退はこの路線だけではなく。しなの鉄道の車両も引退しました。

今年引退したのは長野色のS15編成を含む、3両×1編成と、2両×2編成計8両です。特にS15編成の引退によって長野色が消滅しました。この3編成は長野総合車両センターで解体が完了したようです。しなの鉄道ではSR1系への置き換えが進んでおり、2026年までに一般車は完全引退する予定です。

その他、115系以外にあいの風とやま鉄道で活躍していた413系AM02編成新北陸色が引退しました。新北陸色は長らく北陸地方で活躍していた塗装でしたが、この編成の引退をもって消滅となりました。5/4,5のラストランをもって完全引退となり、今後運用につくことはないと思われます。あいの風とやま鉄道で活躍している車両は後1編成、近年中に廃車となることが予想されます。

413系AM02編成



このように多くの東海顔の車両が引退したわけですが、現在活躍している東海顔の車両たちも今後が危うい車両たちが多くなっています。例えば岡山地区の113系115系です。
2023年以降、岡山地区に227系が導入されることが発表されました。このことにより、岡山で活躍している113系115系117系105系に廃車が発生することが予想されます。
また、湖西線琵琶湖線で活躍している113系にも不穏な動きが出てきています。というのも、最近、京都支所に各地で余剰となった223系が転属してきているんです。この車両たちが今後113系を置き換える可能性も出てきています。

115系(写真は下関地区で活躍している車両です)

京都支所113系(下)

そして先日も記事にしましたが、JR九州415系。こちらも今秋のダイヤ改正で廃車が発生することが予想されます。宮崎地区で活躍している713系も今後どうなるのかは不透明です。

415系(左)

713系(右)
また、先述した通り、しなの鉄道115系、あいの風とやま鉄道の413系についても置き換え計画があります。



このように各地の東海顔は、ついに最終フェーズに入ってきたような感じです。あと数年は残るでしょうが、それでも多くの路線から姿を消すはずです。まだたくさんの路線で活躍している姿を見ることができますので、乗車するなら今のうちです。
今回は各地で活躍する東海顔の車両たちの紹介でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!