てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

117系 一般車が全車両定期引退へ!一方、今後も残る残党の存在も…


こんにちは!
今回は117系に関する記事を書いていきたいと思います。
先日、JR西日本からプレスリリースが公表されました。内容は岡山地区への227系導入に関するもので、デビューの日が発表されました。デビューは2023年7月22日です。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230529_00_press_urara.pdf

プレスリリース
ついに国鉄岡山が崩れ始めるという事で、なんだか寂しいなという感じもしますが、新たな時代の幕開けですね。
そんな227系のデビューと同時に、117系が定期運用を引退することも発表されました。岡山地区の117系に関しては、2022年3月にダイヤ改正で快速サンライナーが廃止となった後から、一部編成の廃車が進行していました。2022年3月改正までは4両×6編成が活躍していましたが、2022年中に3編成が廃車となり、最終的に2023年度まで残ったのは4両×3編成のみとなっていました。残存編成はE-05編成、E-08編成、E-09編成の3編成で、そのうちE-05編成の1編成が0番台、そのほかの2編成が100番台となっています。今回の発表では最後まで残っていたこの3編成についても定期運用を撤退するということですね。



この発表は、もちろん岡山地区の117系が引退することを意味していますが、それだけにとどまらず、117系の一般車両全ての車両が定期運用を引退するということになります。現役の117系寝台列車の銀河用車両と岡山の3編成のみとなっており、既に一般車両は岡山地区の車両のみとなっています。この岡山の車両が引退するという事は、ついに117系の一般車両は全車両引退することになるということですね。最近まで当たり前のように乗ることが出来た117系も急激に数を減らした気がしますね。少し前まで、新在家(和歌山線)では水色の117系が走っていて、京都では緑色の117系が走っていたのに、どちらも存在せず、更に黄色の車両までいなくなるのですからね…。事態はほんの数年で簡単に動いてしまうものですね…。
一方、一部報道では臨時列車として運行する可能性はあるかもしれないといった報道がされており、もしかすると団体列車などでしばらく活躍するのかもしれません。あくまでも定期運用を引退という発表になります。


117系(新在家の車両、2019年3月改正で引退しました)

一般車は全車両定期引退ということで、定期運用では完全に乗れなくなる117系ですが、実は、形式名としては117系ではないものの、「117系の残党」に乗車することは引き続き可能です。実は、「115系編入された元117系」という少し面白い車両が存在し、その車両には今後も乗車することが可能なのです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
e231211.hatenablog.com



このことはつい先日記事にしたばかりなので、その数日後にこのような車両が発表されて、再び話題にしていることに私自身驚いています(笑)
西日本の115系には115系3500番台という番台が存在します。この115系3500番台という番台は、115系として製造された車両ではなく、117系の余剰車両をそのまま改造して誕生した番台なのです。そのため、この車両は117系の生き残りということになります。ロング化設置改造や、ジャンパ栓・補助電源関連の改造など、115系に組み込むための細かな改造は行われていますが、それ以外の大きな改造はあまり行われておらず、ほぼそのまま組み込んだような形になっています。(こまかい内容は上の記事に記載しています。)そのため、この番台は、形式名こそ115系ですが、実質的には117系ということになり、そんな残党には今後も乗車できるというわけですね。これらの車両には、下関の115系N-14編成以降の編成編成のモハユニットが該当します。7月22日以降、117系に乗りたいなと思われる方は、銀河に乗るか、もしくは115系3500番台に乗ると良いと思います。
今回は117系に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!