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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

【アニポケ】サンムーン 137話「無敗の帝王グズマ!」感想

こんにちは!

 

いくらヤフーブログが終わって沈んでいるとはいえ、なにもしなければ状態が悪化するだけです。今はとにかくこのブログの存在を知ってもらわなければいけません。というわけで、ちょっとずつ書いていきます。

今回は今週のアニポケ感想記事です

 

バトルはもちろん、グズマのストーリーも素晴らしい結末を迎えてくれました。

グズマはアローラ編ではかなり後から登場したキャラクターでしたが、その分、端的にちょっとずつ過去について振り返っていってどのような人物なのかが回数を重ねるごとに分かっていきました。かなり慎重にかかれた重要人物でしたね。スカル団のボスということでこれまでのロケット団三人組とは別の悪の組織のポジションでしたが(まぁ、過去の悪に比べると異色でしたが…)、このように改心したボスというのはかなり珍しいパターンですね。悪の組織は倒されてきましたが、グズマに関しては、サトシとのバトルを通し、今までの"逃げ"についてや、悪を行ってきたことを考え直し、最終的にはボス主導で明るい組織へと改変していくこの上なく素晴らしい結末でした。とくに最後のスカル団員たちがグズマのことを尊敬しているシーンというのは感動的でした。自分たちもバトルがしたい!とかなり前向きな姿勢を見せていて過去の彼らと同じは思えないぐらいに生き生きとしてかっこよかったですよね。負けてもバトルを認めて、ついてゆく姿勢。これが見れてもやはりグズマは団員たちの希望であり、悪いことをしている集団でも、グズマは彼らのことを愛していたのだなぁと感じました。その愛情をこれからは前向きな方向へ持って行ってくれそうで本当によかったです。

 

そして、グズマグソクムシャの関係。グソクムシャの特性はグズマそのものだったんですね。「勝てるバトルしかしない。だから無敗の帝王」なんだと。グズマが特性を理解していなかったのも、勝てるバトルばかりを選び続けていたからこそなんだと思います。そのことに気がつき自分自身で自分に

 

「なにをやっているんだ!グズマ!」

 

とかつをいれ、全力バトルへと持って行く姿が感動的でしたね。全力バトルというのはやはり素晴らしいものです。ストーリーに目がとらわれがちだった今回のバトルですが、迫力満点でカロスリーグ等にも劣らない素晴らしいバトルだったと思います。最後の一騎打ちの場目はシンジvsサトシのバトルのエレキブルvsゴウカザルを思い出させるようなシチュエーションで胸が熱くなりました。あの一瞬だけだったかもしれませんが、グズマ本気のバトルを見ることができて嬉しかったですよ。

 

後、もう一つ書きたいのが心のノートについてです。あの場目での心のノートは確かにバトル的には不向きな音楽ではあったのかもしれません。しかし、前後のストーリーを含めた音楽として素晴らしい選曲であったと思います。もうこれはバトルにあう音楽としてではなく、グズマの後押しをするようなサンムーンらしい"優しさ"に溢れ出した選曲であったと思っています。 

 

「君は旅の途中」

グズマは旅の途中で挫折したといえると思います。その挫折を乗り越えて、聞こえてくるのは「君を呼ぶ声」なのですよ。そう、姉御やスカル団員、そしてなにもりも、ハラさんやククイ博士なんですよね。彼の過去を二人とも知っているからこそ無理に責めることはなかったというのも優しさであったと思いますし、バトルが終わったあとの「次のリーグも待っているぞ」というククイ博士の声は優しさ以外のなにものでもないと思います。そんな優しい後押しをするアローラの人々に本当に心のノートは本当にマッチしていると思います。あのバトルシーンで心のノートを流すのは正直反則級ですw サンムーンも何回も言っていますが、ギャグ路線だけでなく感動要素もちゃんと取り入れていますよね。

ですが、バトルとしての迫力を忘れていなかったのはちゃんと伝わってきましたよね。Aパートのめざせポケモンマスターですよ。ちゃんとバトルとしての迫力も忘れずに丁寧にクマズの物語を書いているところもこの話が好きだと思ったところです。

 

こんなところですね。

アニメ内容としては関係ないですが、この話が、脚本家の面出さんのサンムーン最後の作品だったようです。最後に本当に素晴らしいサンムーンへのプレゼントだったと思います。面出さんといえば、サンムーンシリーズではなかなかぶっ飛んだような話もありましたねw ですが、最後このような素晴らしい話で締めていただいて、ポケモンへの愛が伝わってきました。本当にお疲れ様でした。新シリーズでも是非活躍していただきたいですね。素晴らしい話を期待しています!

 

それではこんなところで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました!