てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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E127系南武支線本日デビュー!本来なら3編成確保できたかもしれない理由


こんにちは!
今回は南武支線に関する記事です。本日より南武支線においてE127系の運行がスタートしました!


E127系南武支線
尻手~浜川崎という短い区間をひたすらに走り続ける南武支線。205系やその先代の101系の時代も4つドアで運転されてきましたが、E127系は3つドアになるなど、新要素が満載の車両です。まさしく南武支線の新時代がスタートしたなという感じですね。そんなE127系、転属元の新潟には2編成しか在籍しておらず、その車両のみが南武支線に転属してきています。南武支線は3編成体制ですので、E127系は1編成足りません。そこで、205系1編成を残留させることが発表されており、今後南武支線は205系1編成とE127系2編成という体制で運行していくことになります。どうやら205系の残留編成は検査を今年の1月に受けたばかりのW4編成(南武支線205系唯一の国鉄製造車)となる可能性が高いようです。順当に検査順での残留となりそうです。とはいえ、W1やW2より古い編成が残るということでなんだかなという気もしますが、W4は長生きしそうですね。運がいい編成だなと思います。このようにE127系を2編成しか準備できなかったために、3ドアと4ドアが混在するという、面倒くさいことになる南武支線ですが、もしかしたらE127系を3編成確保し、205系が完全引退となっていた世界線があった可能性が十分考えられます。今回はその理由を書いていきたいと思います。


残留する可能性の高い205系W4編成


E127系は1編成廃車になっている

なぜ3編成確保できていたのかもしれないと考えられるのか、その理由についてですが、E127系には1編成の廃車が発生しているからです。この廃車さえなければ、E127系は3編成確保が出来、南武支線の置換も中途半端なことにならなかったかもしれません。
実はかつて新潟にはE127系が13編成在籍していました。しかし、2015年に信越本線の一部区間がえちごトキめき鉄道に移管された際、10編成を譲渡しています。更にこれに加えて廃車が1編成存在します。その編成はE127系V3編成。動きとしては、トキ鉄譲渡が発生する前の2014年に廃車になっています。譲渡分10編成+廃車1編成の11編成がいなくなったために、2015年以降は2編成のみが新潟所属のE127系ということになっていました。トキ鉄譲渡分のE127系の数は減らせなかったでしょうが、廃車を避けることが出来ていれば、E127系は3編成新潟に在籍していたはずで、そのまま南武支線に持ってくることが出来、205系を一斉に置き換えることも可能だったと考えられるわけですね。
それではなぜE127系に廃車が発生したのでしょう。その理由は事故です。2008年に越後線内でE127系と自動車の接車事故が発生しました。この事故の際、自動車が燃えてしまい、その炎がE127系V3編成にも燃え移ってしていました。車体が燃えてしまったことから、JR東日本は修復不可能と判断したのでしょう。そのまま2014年に廃車になってしまいました。事故の写真や概要は以下の国交省のPDFに載っています。
https://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/rep-acci/RA2009-2-2.pdf
この事故でJRはE127系を1編成失ってしまったわけです。つまりこの事故が無ければ、トキ鉄分の10編成を譲渡した後も、3編成は新潟に残っていたはずで、その3編成を南武支線に持ってきてしまえば205系を一斉に置き換えられたはずということです。タイトルに対する答えはこういうことになります。
要するに205系W4編成は間接的に2008年の越後線の事故の影響で残留するという事になるといっても過言ではないのかと思っています。2008年の事故が2023年の車両事情に影響するのもなかなかないことでしょうね。
南武支線の新時代、ついにスタートですが、これからのE127系の活躍には期待ですね。そしてW4はいつまで残るのでしょう?この辺りも注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!