てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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【予想外】205系ナハワW4編成 検査入場 走行距離調整は無意味に


こんにちは!
今回は205系南武支線に関する記事を書いていきたいと思います。
1/11に南武支線所属の205系1000番台ナハワW4編成が大宮総合車両センターに入場しました。検査入場です。検査期限が2023年4月に迫っていたので、検切れを防ぐための検査ですね。W4編成が活躍している南武支線には今年中には新型車両が導入されることが言及されており、そういった状況であったので、W4編成は検査に通さないのではないかと思われてきました。実際にそういった動きになるのが予測できるかのように、W4編成は昨年の7月ごろから走行距離の調整を行っており、特に11,12月はほとんど運用に就かない状況が続いていました。こういった動きから、仮に検査期限の後に新型車両が導入されることがあったとしても、休車にした分の期限を延長できるので、新型車両を導入後にそのまま廃車とすることで検査を一回節約するという動きになるのではないかと思っていました。そういった予想をした記事がこちらになります。e231211.hatenablog.com
しかし、実際は検査入場したわけですね。見事に予想を外したことになります。ただ、7月以降続いていた走行距離調整と思われる動きは、今回の検査入場で無意味なものになったのは紛れもない事実です。4月以降も検査を通さずに活躍できる可能性が高かったのに、こんな時期に入場してしまったわけですからね。運用離脱している間、休車措置を取っているならば、W4編成の検査期限は今年の秋ごろまでは伸びているはずです。今回はなぜ、走行距離調整を行っていたにも関わらず、検切れ前に検査入場の運びとなったのか、そういったことを考えてみたいと思います。



①新型車両の導入が遅れる可能性
一つ目に推測できるのが、新型車両の導入が遅れる可能性ですね。もしかすると、休車措置で延命したとしても検査回避をできないほど、新型車両の導入が遅れる予定となってしまったため、今回検査を通すことになったという可能性もあるのではないかと思います。

②運用離脱の理由が検査延長のための休車ではなかった可能性
二つ目が運用離脱の理由が検査延長のためではなかったという可能性ですね。W4編成は2021年に南武線を運休にさせるほどの大規模な故障を起こしている編成です。更に南武支線で活躍している他の2編成よりも古い編成となっています。こういったことから、あくまでもW4編成の故障が発生させないために運用離脱をしていたのあって、検査延長のための休車措置を取っていなかったという可能性ですね。しかし、こういった措置をとるならば、事故後すぐに始めそうなものですが、故障後も2022年6月まで普通に運用していたことから、この可能性は低いのではないかと思っています。

③何らかの理由で新型車両導入後もW4編成が残る可能性
三つめが新型車両導入後もW4編成を運用につかせるため、検査を通したという可能性です。どういうことかと言いますと、近年噂されているE127系が転属してきた場合の措置です。新潟地区で余剰となったE127系南武支線に転属させるという噂が以前からありますが、新潟のE127系は2編成しかないため、南武支線205系を置き換えるには1編成たりないのですね。そういったことから、南武支線E127系が導入された場合、205系が1編成残るのではないかと言われていました。その残る1編成にW4編成が選ばれた可能性ですね。しかし、W1/W2編成よりも車齢が古く、なおかつ故障も起こした同編成をわざわざ残留させる編成に選ぶのか?と考えると疑問が残るところですね。

今回、W4編成が検査入場した理由を考えるとこのようなことが考えらえるのでないかと思っています。そのほか、検査出場後に運用に復帰するのかも気になるところです。
個人的には新型車両の導入が遅れる可能性があるのではにないかと思っていますが、どうなるのでしょうね。この動きの意図が私には全く読めません。完全に混乱しております。走行距離調整の動きを全く行っていなかったのならば、検査を通すことは納得できるのですよ。しかし、なぜ意図的に運用を外していたのに、今回検査を通すことになったのかが本当に分かりません。どうなっていくのか注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!