てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

【新アニポケ】ポケットモンスター11話「コハルとワンパチと、時々、ゲンガー」感想

こんにちは!

今回はアニポケ感想。

コハルについて掘り下げられた回となりましたね。 今回の感想もコハルがメインの感想になると思います。

さて、前シリーズのシリーズ構成でもあった松井さんの新アニポケ初執筆回。コハルについていろいろと知ることができた上で、未来について考えさせられるような回でしたね。

コハルについては、最初から色々と謎要素が多い子でもありました。ヒロインながら極端に出番が少ないこと、ポケモンに対して興味をもっていないこと、などなど。そもそもヒロインではないのではないかという意見までありましたが、今回の話が作られたのをみると、少なくともヒロインポジで間違いないのではないかと思います。

今回のお話ではコハルの色々な意外性を感じました。

まず、朝寝坊のこと。目覚ましをとめて二度寝する姿はセレナと重なってなんだか懐かしいような気分になりましたw コハルってしっかりとした子というイメージがあっただけに、そのあたりもしっかりとしたイメージでしたが、そんなのはただの妄想でしたねw お母さんの「三つ編みタイム」が無くなるという一言で騒ぐように飛び起きるコハルは可愛かったですし、微笑ましい家族の姿だなぁ…と。ポケモンっぽくはない(というポケモンでこんなにリアルに近いような生活が描かれるとは…)描写に驚きましたが、新アニポケらしくていいのかなぁと思います。コハルの特徴の三つ編みもお母さんによるものだと分かりましたし、OPまでの数分で急にコハルの印象が変わったような気がしますw

それにワンパチもかわいかったですw

そして、それに続いて学校への登校→授業。ポケモン博士の娘というだけで、あたかも後継者のように思われたり、ポケモンに興味がないことを驚かれたり…この描写は思わされるところがありますね。江戸時代の人間ではあるまいし、親の仕事を継ぐのが当たり前などと考えるというのはこの平成も終わった令和の時代には古すぎる考え方なのですよ。でもやはりお父さんは博士という立派な肩書きを持っていますから、そう思われるのも仕方がないこと。博士の娘だからこその苦悩…つらいものですね。

そしてお母さんへの相談。このお母さんの相談が感動的でしたね。

将来の夢がまだ分からない…最近のヒロインはセレナもリーリエもコハルもみんな夢を見つけるところからスタートしますね。でもそれが視聴者に親近感を持たせるのだと思います。夢を語るというのがどれだけ難しいか…そのことを考える人というのはかなり多いと思いますから。

 

「まだ10歳だからのんびりでいい。」このことばにきっとコハルは救われたでしょうね。「今見つけろ」と言わない優しさですよね。なにをしてもいいし、いつでもいい。お母さんの心からの優しさが伝わってきました。

そこからのワンパチとのバトル。

この一連のコハルの流れ。本当によく考えられた構成だなぁと。  

特に、クラスから質問されたときのポケモンが好きか嫌いか。その答えが少なくともワンパチに限っては見つかっています。お母さんはきっとこのようなふとしたことで夢が見つかっていくのだろうということを言っていたのだと思います。今回だってワンパチとより仲良くなったのは初めてのバトルでしたからね。偶然の出来事が思わぬ方向に動くことってあるものです。

 

今後、何かしらの夢を見つけ、それに向かって頑張っているコハルの姿を見ることができたらいいなぁと思います。

 

今回は短いですが、ここまでにしたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!