てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

メモワールに約束を 感想【ひとくち記事#87】

こんにちは!
今回はワールドダイスター夢のステラリウムのお話を。昨年の7月にリリースされてから、ずっと遊んでいますが、音ゲーは一向に上手くなりません(笑)難しいですね。今回はイベントストーリーの感想を書いていきたいと思います。
ワールドダイスターのアニメが昨年の4~6月に放送されており、その中でも最終回にかけて、オペラ座の怪人を演じる中での、ここなと静香の関係というのが大きな見どころでした。その辺りは当時の感想記事で触れています。
e231211.hatenablog.com
アニメはここな視点で消えた静香を取り戻す気持ちを描いていました。これがなかなか難しくて、静香側の葛藤とか、消えた理由とか、その辺りは推測するしかなかったのですね。そこで私は当時、静香の悩みについては「自我」と「センスとしての自分の存在」の葛藤があったのではないか。そして静香はここなの為に消えゆく存在、つまりファントムであるということを感想で書いていました。これははっきりとは言われておらず、アニメの内容から読み取るしかなかったわけですが、今回のアプリのお話で静香の感情が描かれたことで、これが確定しました。まぁ、この点は見ていれば分かるような演出でしたので、改めての確認のような形になりますね。ただし自我が芽生えたのはもっと早く、本人もあとで気付いたそうですが、竹取物語の舞台に急遽出演した時には既に舞台に出たいという意志が潜在的にあったとのこと。これは結構驚きました。てっきり10話の八恵ちゃんとの演技練習の時に意識したものと思っていましたが、実際はもっと早かったわけですね。
そしてもう一つ、静香が消える際にここなに「返すね、この気持ち」と言ったのですが、この真意もはっきりとしました。それはカトリナの演技を見て感じ取った「舞台への情熱と欲望。不遇な環境への憎悪」この感情を静香が感じ取り、それを持っていないここなに返したかったというのが真相であったということでした。アニメでは悔しい気持ちを返すようなニュアンスのことが言われていましたが、詳しくはこういうことだったというわけですね。この辺りがはっきりとしてよかったなと思いますね。

そして今後の二人は、「二人で舞台に立つ」ことを叶えていく、いわば静香はここなのセンスだけではなく、一人の役者として輝いていくことが目標になるわけです。「センスは進化する」と何度も言われていた通り、静香が一人の役者になることによって、ここなのセンスはまた違ったものに進化するのだろうと、そしてそれがワールドダイスターへの道なのだろうと思いましたね。静香がいつ舞台に立つ決心がつくかは分かりませんが、二人が一緒に舞台に立つ姿がいつかゲームで見られるのだろうと思います。楽しみですね。思えばここなはずっと前から、静香はただのセンスであるとは思っておらず、一緒に演技をすることを楽しみにしていたわけです。「ここなの装置」になろうと思っていたのは静香だけだったのですから、ここからがようやくここなが本当に見たかった夢の始まりなのだろうと思います。最終回のラストで壁に貼ってあった「二人で☆ワールドダイスター」という誓いは、静香が舞台に立つことで一歩近づくのだろうと思います。二人一役から演技仲間へ、この約束はとても大きなものだと思います。これからの二人の物語に期待です。

と言うことで今回はメモワールに約束をの簡単な感想でした。アニメの掘り下げで非常に面白かったです。
最後までご覧いただきありがとうございました!