てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

【残り3機】JR東日本 田端のEF65は今どんな仕事をしているの?


こんにちは!
今回はJR東日本のEF65に関する記事を書いていきたいと思います。JR東日本には今現在4機のEF65が現役で活躍しています。P型が1機、PF型が3機です。唯一のP型のEF65 501は高崎に所属しており、PF型は田端に1102、1103、1115の3機が在籍しています。今回はそのうち、田端の3機に注目していきます。田端のEF65 1000番台はかつて多数の車両が在籍しており、東海道線で寝台特急が活躍していたころは、東海道のブルトレ牽引機として活躍していました。その後ブルトレが少しずつ少なくなっていくうちに、EF65も徐々に廃車となっていったものの、事業用車両やイベント用車両として引き続き活躍していきました。徐々に活躍の場が狭まる中、2021年にキヤE195系がレール輸送を担うことになりました。そのことによりEF65はレール輸送の任を解かれ、ほぼ活躍の機会がなくなっていきました。レール輸送が無くなった際に、1104と1105の2機が廃車となり、その時点から現在まで3機のみが残っています。レール輸送が無くなり、ほぼ活躍の機会が無いと見えるEF65。現在はどんな役割があるのでしょうか。今回はこちらに注目していきたいと思います。


EF65 1103号機


現在はほぼバラスト輸送のみ

現在EF65が担っている役割というのは、ほぼバラスト輸送のみとなってしまいました。JR東日本ではレール輸送はキヤE195系に変わってしまいましたが、バラスト輸送に関しては機関車とホキというかつてのスタイルがいまだに維持されています。GV-E197系はまだ運用を開始していないので、いまだに機関車とホキが使われています。その牽引用機関車にEF65が使われているわけですね。
また工臨ではないものの、ホキを検査のために配給する牽引用としても活躍しています。いわゆる宇都宮配給ですね。宇都宮配給というのは、尾久所属のホキを常駐先の宇都宮から戻したり、逆に持って行ったりする配給です。尾久所属のホキは宇都宮貨物ターミナルに常駐しているのですが、所属は尾久車両センターなので、検査をする際には尾久まで持ってこなければならないのですね。このホキの移動を行うのが宇都宮配給ということです。この宇都宮配給は毎週ではないものの2~3週間に一度ほど運行されるので、割と高頻度で運行されます。EF65は現在この運用が最も活躍頻度の多い運用になりますね。工臨はあまり行われませんが、宇都宮配給は割と高頻度で行われるので、こちらを狙うとEF65は撮りやすいのではないかと思います。(ちなみに昨日もありました)



宇都宮配給

そのほか時々単独試運転もやっている

これらの運用の他、時々単独の試運転(ハンドル訓練)も時々やっています。こちらは試運転ですので何か役目があるわけではないですが、こちらもEF65の貴重な運用機会ですね。白岡に行ったり、熱海に行ったり、いろいろな試運転が時々行われています。


東大宮試単

こんな感じですね。現在の主な運用はバラスト輸送用ということになります。EF65は電車牽引もできないので廃車回送などもできませんし、交直両用でもないのでカシオペアの運用もできませんし、なかなか使用機会がないですね。バラスト輸送ぐらいしか役目が無いので、GV-E197系がデビューすれば先もそう長くないのかもしれませんね。走っている今のうちに記録した方が良い、そんな機関車たちだと思います。
今回は田端のEF65の記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!