てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

てつとおのブログ

主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

水戸~いわきのワンマン化でこの区間のE501系は運行減少! E501系の今後を考える


こんにちは!
今回はE501系に関する記事を書いていきたいと思います。
今年のダイヤ改正において、日中の運行列車を中心に、水戸~いわき間のワンマン化が既に発表されています。労働組合の資料によると、日中の時間帯を中心に約7割の車両がワンマン化されるということです。常磐線で使われるワンマンの車両というのは、E531系の付属編成のみですので、7割の車両がE531系付属編成での運行になるということです。ということは、残りの3割の列車はE531系の基本編成・E501系の基本・付属編成が担うことになりますが、この本数というのは現状の本数よりも大幅に削減されることになります。つまり、E501系も運用が必然的に減少することになります。基本編成に関しては、朝夕ラッシュ時に活躍するようですが、付属編成に関しては特に運用減少が顕著で、大幅な削減が行われることはほぼ既定路線です。そんなE501系の今後について、妄想程度ではありますが、簡単に考えてみたいと思います。



まず一つ目が、土浦~勝田間の運用に回される可能性です。今回のダイヤ改正では水戸~いわき間でのワンマン化が行われますが、水戸以南では引き続きツーマン運用が継続されます。水戸以南のうち、土浦~水戸(勝田)間の現状の運用については、日中の時間帯では土浦以南との系統分離が行われており、土浦以南との直通列車以外のすべての運用がE531系の付属編成の運行で回っています。そのため、この区間の日中の運用に関しては、5両編成のツーマン運行という方式で運行されており、この形態はダイヤ改正以降も引き継がれることになります。5両編成のツーマン運行ということは、E501系も導入可能な路線ということになるわけです。現状ではE531系のみの運行によって成り立っている土浦~水戸間の運用ですが、E501系が土浦~水戸間の運用に充当されることによって、ワンマン運行に対応したE531系が水戸~いわき間の運用に回される可能性があるのではないかという考えですね。更に、土浦駅での泣き別れ運用(東京方面から土浦まで15両編成でやってきた後、付属のみ水戸行きとなり、基本は東京方面に折り返す運用、その後付属編成は日中の土浦~水戸のシャトル運用となります。)も消滅し、そのまま15両で折り返す列車が誕生することも発表されていますので、この不足分の補填としてE501系が導入されるということもあり得るのではないのかと思っています。

二つ目がいわき~原ノ町間のシャトル運用にはいる可能性ですね。こちらも土浦~水戸間と同じように、5両編成がメイン運行となっているものの、ワンマン化の対象外となっています。この区間シャトル運用に関しても現状はE531系が担っていますが、ここで使われていたE531系の運用分をE501系に置き換えることによって、E531系を水戸~いわき間に回す可能性もあるのではないかと思いますね。




また、単純に余剰廃車という可能性もあるのでしょうね。今年に入ってから付属編成のK751編成が運用離脱と復帰を繰り返しているようです。こういった不安定な状況を見てみても、ダイヤ改正で運用が減った後に一部編成に廃車が発生する可能性はゼロなのではないかと思います。

現状では①土浦~水戸、②いわき~原ノ町、③廃車 この3つの可能性があるのではないかと思います。E501系のしぶとさを見ていると、なんとなく今回も廃車は避けるのではないかと思っていますが、どうなるのでしょうかね。ダイヤ改正まで残りわずか、E501系にも注目かと思います。
※3/18の現状では、付属編成に関して、水戸~土浦やいわき~原ノ町の運用に入ることなく、単純な運用減少となっているようです。

最後までご覧いただきありがとうございました!