てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

野田線で活躍するスーパー8000系とは


こんにちは!
今回は東武野田線のお話です。東武野田線で活躍している8000系のうち、スーパー8000系と呼ばれる特殊な8000系がいるということは、以前お話ししましたが、今回はさらに詳しく野田線で走るスーパー8000系を掘り下げていきたいと思います。

スーパー8000系に該当する編成

まずはスーパー8000系に該当する編成の紹介です。野田線で活躍している8000系のうち、スーパー8000系に該当する編成は全部で3編成です。その編成とは、81110F、81113F、81114Fです。

↑81110F

↑81113F

↑81114F
すべてがインフレナンバーの編成となっています。


スーパー8000系とは

続いてはスーパー8000系とはなんなのかについてお話していきたいと思います。
スーパー8000系は簡単に言えば、他の8000系更新車よりも手の加えられた更新が行われた編成のことです。8000系の更新はかなり長期間にわたって行われており、更新された年代によって、その内容も大きく変わります。更新工事の中でも最後の方に更新が行われた編成はより現代のインテリアに寄せた更新となっており、そんな更新を受けた編成たちがスーパー8000系と呼ばれています。期間を示すと2003~2007年に更新された車両たちが該当します。
そんな晩年に更新が行われた編成が野田線には3編成在籍してるので、野田線にはスーパー8000系は3編成いるわけです。
それでは、どんなところが他の更新車より手の加えられたポイントなのかを説明していきます。
まず、なんといっても外せないのが、ドア上のLED式案内表示器です。

通常の更新車にはついていない設備で、この設備が一番目を引くと思います。
かなり小さいタイプの表示器になっており、後付け感もかなりありますが、それでも一気に現代の車両感が強まりますね。

更に7人掛け座席にはスタンションポールも設置されています。

近年では大井川鉄道に渡った元南海6000形にも取り付けが行われたようで、バリアフリーの観点から考えても、必須の装備になりつつあります。2003年当時でも、かなり重要性が高いものだったということが分かります。

そして、車外に目を向けると、車外スピーカーが取り付けられているのも大きな特徴です。

そして、写真ではわからない部分としては、自動放送とドアチャイムの取り付けがあげられます。

スーパー8000系 自動放送 - YouTube
↑自動放送(YouTube

スーパー8000系 ドアチャイム - YouTube
↑ドアチャイム(YouTube

自動放送は野田線で活躍している10030型更新車や60000系と全く同じ放送で、路線ナンバリングにも対応しています。旧型車両で、かつ搭載編成も少ない8000系の自動放送ですが、しっかり稼働しています。東急で活躍している8500系8637Fも自動放送対応ですが、近年は自動放送が行われていないので、差を感じます。




また、こちらは更新時に行われたリニューアルではなく、2013年ごろに行われたリニューアルですが、スーパー8000系の3編成は座席がバケットシートになっています。
この更新はなぜ行われたのかはよく分かりませんが、野田線スーパー8000系だけに見られる特徴です。

このような形で、スーパー8000系は他の8000系よりも現代的な更新がおこなわれています。
野田線に乗車した際、8000系に乗ったのに自動放送が聞こえるな…と思ったら確実にスーパー8000系ですから、少し意識してみると面白いかもしれません。
そでれでは今回はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました!