こんにちは！
本日、東京メトロ7000系最後の1本だった7134Fが運用を離脱し、東京メトロの営業用7000系は全編成引退したようです。
置き換え開始から引退まで本当にあっという間でしたね。17000系の営業運転開始が昨年の2月でしたから、１年ちょっとで7000系の置き換えが完了したことになります。
個人的には有楽町線にはあまり縁が無く、思い入れは薄い形式ではありますが、営団顔の形式がまた一つ消えてしまうのは残念ですね。特に、7000系のVVVF車は１編成も譲渡が行われませんでしたから、その点も残念ではあります。
7000系はおよそ48年間東京の地下を走り続けたことになります。01系や03系などは形式消滅してしまった中でも、48年間活躍したのは本当にすごいと思いますね。特に末期はVVVF化に加え、フリーWi-Fiを積むなど、時代に見合った更新を、最後まで続けていました。その点においても、ほかの形式には見られない7000系の特徴かなと思います。
そんな7000系ですが、現時点で動かせる状態にあるのは残り3編成となっています。まず一本は昨年の10月に引退後も、新木場CRで車籍がある状態で訓練車として使われている7101Fです。千代田線の6000系6102Fとともに車籍がある状態で保管されていて、10両編成すべて動く状態で残っているので、本線を走ろうと思えば走れると思います。そして残る2編成はインドネシアに渡った7000系で、7122Fと7123F(ともに8両編成)です。この編成はvvvf制御の車両ではなくチョッパ制御の車両なので、より原型に近い7000系ということになります。チョッパ部品が枯渇している中、いつまで活躍するのか分かりませんが、現時点では活躍しているようです。
7000系の引退ということでまた一つの時代に区切りがついたような、そんな気がします。
今回は7000系に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
