てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

新幹線開業後も残る能登かがり火 気になるのは金沢に残る車両


こんにちは!
今回は北陸新幹線の延伸に関する話題を扱いたいと思います。
昨日、北陸新幹線開業後の北陸地方の新幹線・特急の運行形態の詳細が明らかになれました。特急側の動きとしては、これまで言われていた通りサンダーバード及びしらさぎは全列車敦賀止まりに。金沢~福井間のダイナスター号、金沢~敦賀間のおはようエクスプレス・おやすみエクスプレスは廃止になります。まあ、こちらも妥当な動きですね。そんな中、これまでと変わらないどころか、一往復増える特急の存在もあります。その特急と言うのが、金沢~和倉温泉間を結んでいる能登かがり火号です。能登かがり火号はIRいしかわ鉄道と七尾線を通り和倉温泉に向かう特急のため、新幹線の運行区間とは被っていません。そのため引き続き残ることになったようですね。能登かがり火号は現在4往復設定されています。新幹線開業以降は5往復設定されるので、1往復増えることになります。しかし、これにはカラクリがあり、能登かがり火自体は現在4往復ですが、もう一往復、新大阪まで直通するサンダーバード号が和倉温泉まで延長運転されているのですね。このサンダーバードは廃止になるため、代わりに能登かがり火が増やされたということでしょう。そのため、能登かがり火自体は増えることになりますが、和倉温泉に向かう特急の数は現状維持ということになります。現状維持ですが、かなり良い待遇になったのではないかと思いますよ。


683系



そんな能登かがり火号、ダイヤ改正以降の車両のやりくりはどうなるのか気になるところです。というのも、現在の能登かがり火号はサンダーバードやしらさぎと同じ車両が使われています。1・8号には基本編成の6両編成の車両が使われており、こちらは主にサンダーバード用の683系が使われています。残りの列車には主に3両編成の車両が使われており、こちらにはしらさぎ用の681・683系が使われています。(繁忙期には6両になることもあります)この現状が果たしてどうなるかですね。新幹線開業後、金沢地区は周りが三セクの中、七尾線のみJR西日本という陸の孤島状態になります。そこに特急を走らせる訳ですから、能登かがり火専用車両が準備されることになるわけですね。おそらく、現金沢総合車両所(新幹線開業以降は金沢車両区)に681系か683系を数本残し、能登かがり火専用の車両として使うことになるのでしょう。果たしてどれぐらいが金沢に残ることになるのか、そして残るのは681系なのか683系なのか、6両編成は残るのか、それとも全列車3両になるのか、この辺りは注目でしょうか。そして金沢総合車両所が廃止となるため、全般検査などは今後吹田が受け持つことが発表されています。ということは、金沢に残る車両は整備のために時々金沢~吹田間を回送するわけです。金沢~敦賀間は三セク区間を通ることになりますが、この回送が自走なのか、それとも機関車牽引になるのか、この辺りも楽しみですね。
ということで、新幹線開業後も残ることが決まった能登かがり火号。ひとまず残ってよかったですね。能登かがり火のためだけに金沢に特急型が残るということで、車両がどうなるのか、楽しみだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!