てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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引退後も解体を逃れ訓練車として活躍している車両たちを紹介!【どのぐらいいる?】


こんにちは!
今回は各社の訓練車事情をまとめてみたいと思います。
鉄道車両は引退後、保存されることもありますが、それ以外の場合、ほとんどの車両が解体の道に進むことになります。そんな中、本当に限られたごく一部の車両だけ『訓練車』という役割が与えられ、乗務員訓練や新システムの開発などに用いられる車両が出てきたりもします。基本的に訓練車は引退後、解体を免れて、営業用から訓練用に役目を変える場合が多く、もともとは営業運転で使われていた車両がそのまま使われることが多いです。今回はそんなかつて営業用として使われていたものの、引退後解体を免れて訓練用に転身した車両たちをご紹介していきたいと思います。(今回紹介する訓練車は通電できる状態と思われる車両を紹介します。例えば長野のスキルアップセンターの205系のような車両として通電できない車両は除外します)

JR東日本

まずはJR東日本です。JR東日本は数多くの訓練車を保有しています。営業エリアが広いこともあり、その分訓練施設も多いのですね。それでは訓練車をご紹介していきます。

JR東日本東京総合訓練センター(東大宮)


209系(元ハエ62編成 モハ209‐3002&モハ208‐3002)
クモユニ143‐1

横浜総合訓練センター(久里浜)

209系(元ウラ19編成モハ209‐39&モハ208‐39)

八王子総合訓練センター(新秋津)

209系(元ウラ37編成モハ209‐76&モハ208‐76)
クモヤ143-18

長野総合訓練センター


209系(元ウラ19編成モハ209‐40&モハ208‐40)

仙台総合訓練センター(岩切)

719系(元H-40編成)



このようになっています。基本的にはクモヤ,クモユニと209系がそれぞれの訓練センターに配置されている感じですね。それぞれの訓練センターに配置されている209系はいずれもモハユニットを先頭車化改造した車両になっています。そのため現役時代の原型を留めているとは言えない状態です。現在では全車両に機器更新も行われており、訓練でしっかりと活用されています。
一方で岩切のみは719系が配置されています。仙台の訓練センターは交流の訓練センターなので交流車が必要です。交流車の現役を退いた車両と言えば719系、しかも2両ですので719系のように大幅な改造を行わなくてよいという利点もあります。こういったこともあり、719系が選ばれたものと思われます。ちなみに2019年までは417系が使われていました。

東京メトロ

続いては東京メトロです。東京メトロには新木場CRに総合研修訓練センターが存在します。またそのほかにも10両編成用の訓練ホームが設置されており、そちらでの訓練も行われています。そんな新木場CRの訓練車たちをご紹介します。

6000系ハイフン車
6000系6102F
7000系7101F

この3編成です。JR東日本と違うのはこれらの車両は車籍を維持したまま、訓練車として使われていることですね。またどの編成も現役時代の組成を保っており、ハイフンは3両編成、6102Fと7101Fはそのまま10両編成が使われています。
東京メトロの訓練車は本当に金をかけていると感じます(笑)おそらく保存も兼ねた転用なのでしょうね。車籍まで維持する徹底ぶりですので、本当に凄いと思います。

東武鉄道

続いては東武鉄道東武鉄道では南栗橋車両管区に訓練線が2018年ごろに設置されました。その訓練線にて6050型6165Fが訓練車として用いられています。

6165Fは既に車籍は無いため、扱いとしてはJR東日本の訓練車たちと同じということになります。最近では東武ファンフェスタにて運転体験の車両として使われていたりもしましたね。また大師線の自動運転の実験車両としても使われているようです。現在新栃木に留置されたままになっている6050型が全車両廃車になると6165Fが最後の6050型になると思われます。

小田急電鉄

小田急にも訓練車が存在します。その訓練車は小田急1000形の未更新車、1062Fです。

(写真は未更新車ですが1062Fではありません)
こちらの1062Fは引退後、4両すべてが大野総合車両所で保管されています。車籍はなく、また自走する訓練は行わないものの、通電はできるようになっており、あくまでも車両の機能としては生きた状態で保管されているようです。この車両は自走はしないので、なかなか訓練内容が分かりずらいですが、おそらく乗務員の訓練に用いられているのでしょうね。小田急1000形の未更新車が全車両廃車となった今、この元1062Fのみが未更新車として最後まで原型を留めている車両です。


JR北海道

JR北海道北海道新幹線にも訓練車が存在します。その車両が元H5系H2編成です。
この車両は2022年3月に発生した地震の影響で脱線し、その後廃車となってしまった車両です。2016年にデビューした新しい車両でしたが、使用不能になってしまいました。そんなH2編成10両のうち、6両に組成しなおして、函館新幹線総合車両所で訓練用の車両として使われることが報道で明らかになりました。わざわざ6両編成での訓練車転用となっていることから通電も可能な状態である可能性が高いと判断して記載しています。

京阪電車

続いては関西に飛び、京阪の車両です。京阪には訓練車という呼び名ではありませんが、同じような役割を持った教材車という車両が存在します。教材車には京阪2600形の元2609Fのうち2両が使われています。
2609Fは既に除籍されており、籍の無い教材車ということになります。

JR貨物

JR貨物では、一部車両が引退後に貨物ターミナルで一時的に訓練車として活用されることがあります。この場合、車籍は維持したまま訓練機になります。しかしこの訓練車は一定程度時間が経つと、別の機関車に交換され、交換後は廃車となるため、非常に流動的な訓練車です。これまでご紹介した訓練車とはまた少し性質が違うのかなと思います。
(なお、東京貨物ターミナルのEF65 1001は通電出来る状態であるか不明なため今回の記載は控えます。)

こんなものかと思います。何か忘れているものがあれば教えてください(笑)
このように営業運転を撤退しても乗務員さんや新しいシステムの訓練のために陰で支える車両あってこその安全です。引退後もひっそりと活躍する影の活躍車たちにもたまにはスポットを当てても良いのかなと思いますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。