てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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なぜ「埼京線 横浜行」が誕生したのか? 【相鉄12000系がJR横浜に入線することも!?】


こんにちは!
今回は埼京線に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、埼京線のE233系が横浜駅に入線したという記事を書きました。この記事では、埼京線の車両が横浜駅に入線したという事実については触れましたが、そのことが起こった背景については「JR相鉄直通線が運転見合わせになったから」という簡単な記載にとどめ、それ以上のことには触れていません。そもそもなぜJR相鉄直通線が運転見合わせになると、埼京線の車両がJRの横浜駅に入線することに繋がるのでしょうか。そのことについて、少しだけ詳しく触れていきたいと思います。

昨日の横浜駅入線の様子


JR横浜駅に入線する理由は…横須賀線湘南新宿ラインの運転に影響を与えないため

さっそく、見出しで答えを書いてしまいましたが、一番の目的は横須賀線湘南新宿ラインの運行に影響を与えないようにするためということになります。要するに、JR相鉄直通線を完全に止めてしまうと、横須賀線湘南新宿ラインまで止まってしまうので、それを防ぐ策ということになります。どうしてこのようなことになるのでしょう。まずは、下の簡単な路線図をご覧ください。

実際の駅の位置関係などはめちゃくちゃですが、合流・分岐の仕方だけ参考にしていただければと思います。このように、埼京線横須賀線湘南新宿ラインは複雑に合流・分岐を繰り返しています。大崎までは埼京線湘南新宿ラインが一緒に走っており、横須賀線は別。そして西大井~武蔵小杉までは全路線一緒に走ります。その後、武蔵小杉の後は埼京線(JR相鉄直通)のみが別の路線を走り、横須賀線湘南新宿ラインが同じ路線を走っていくこととなります。
今回のタイトルに基づいて考えるのは以下のような場合です。

武蔵小杉と羽沢横浜国大の間に赤色で×がついていますが、要するに武蔵小杉より相鉄側で、相鉄直通線に何らかの事象が発生し、武蔵小杉よりも新宿側にいる車両の相鉄直通が出来なくなってしまった場合です。この場合、当然埼京線の車両は相鉄に行けなくなります。そうなると、どこかで停車しなければなりません。大崎を出てしまうと、西大井と武蔵小杉しか駅はありませんが、この二つの駅は上下一本ずつの線路しかない駅となっており、この駅で列車を止めてしまうと、後続の列車もすべて止めなければならなくなります。この区間が相鉄直通の専用路線ならば、全列車が相鉄に行けないだけので、まだ良いです。しかし、この区間横須賀線湘南新宿ラインも走っています。仮に西大井や武蔵小杉で列車を止めてしまえば、横須賀線湘南新宿ラインもすべて止めなければならないわけですね。あくまでもこの区間は、横須賀線の路線ですし、本数も横須賀線は一番多くなっています。対して、相鉄直通は昼間は毎時2本しか走っておらず、「横須賀線の線路を貸してもらっている」立場と言っても良いと思います。そのようなサブの路線に何かあった場合、その路線のメインともいえる横須賀線湘南新宿ラインへの影響を最小限に抑えたいところです。そこで、なんとか共用区間での運転見合わせを阻止する方法が無いかと考えると、横須賀線に流すことで、いったん共用区間から埼京線を脱出させ、そして横須賀線上の余裕のある場所で停車させるという方法が、他路線への影響を最小限に抑える方法になるというわけですね。そういったからくりで埼京線の横浜行が誕生するということになります。

まあ、考えてみればその通りですよね。相鉄直通に行けないのに、西大井・武蔵小杉に止めておけないならば、行ける方の横須賀線に流すしかありません。横浜に行くのは、あくまでも相鉄に行けないけれども、供用区間に止めておけない場合の最終手段ということになります。
ちなみに、横須賀線に行った後、横浜で止める理由については、横浜駅のすぐ先の保土ヶ谷駅付近に折り返し設備があるからです。いったん横須賀線に流しても、逗子方面まで走らせてしまえば、訳が分からなくなってしまいますので、あくまでも横須賀線を走らせる範囲は最小限にとどめたいところです。その最小限の範囲が横浜駅ということですね。保土ヶ谷で折り返せば、そのまま横須賀線を上り、武蔵小杉に戻ることが出来ますので、その後は普通に埼京線を走ることが出来ます。
このように、相鉄直通が動けなくなってしまった場合、横須賀線に流すしかないんですね。そうしないと、横須賀線湘南新宿もすべて止めなければならなくなってしまうからです。他路線への影響を最小限に抑える秘策、それが「埼京線横浜行」ということになります。


相鉄12000系のJR横浜行もあるのか?


↑相鉄12000系
相鉄直通線は埼京線E233系だけでなく、相鉄12000系も同じ区間で走っています。そうなると、相鉄12000系もJR横浜駅に入線することはあるのでしょうか。答えは、ありということになると思います。(というか、一度入線しています。)当然ながら、相鉄12000系が横須賀線上で運転している際に、相鉄に入れないということになれば、横浜駅に入ることになります。12000系だから、横浜には流さずに西大井や武蔵小杉で止めるというような特別対応をする必要性がないので、緊急時にはE233系と同じ対応になります。実際に2020年の12月には相鉄12000系がJR横浜駅まで運転を行っています。このように、相鉄の車両が相鉄横浜ではなく、JR横浜に行くこともあるのですね。なんだか、よくわからないものです…(笑)
今回はJR相鉄直通線に関する記事でした。昨日の対応のからくりについて理解していただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!