てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

209系1000番台 中央線 当初予定では最後の1年へ!


こんにちは!
新年一発目の鉄道記事は中央線209系1000番台に関する記事です。
2019年3月の中央線デビュー以来、およそ4年にわたって活躍してきた209系1000番台、中央線の一員として定着しつつある今日このごろですが、ついに引退も近づいています。当初の予定では2023年度末までに撤退予定でした。その理由が、2024年春から中央線でグリーン車サービスが開始される予定であったからです。中央線でグリーン車のサービスが開始するとなれば、当然ながら、グリーン車を連結しない209系1000番台については、2024年春までに撤退することは確定です。そういったことからも、209系の2023年度末までの撤退はほぼ確定路線でした。つまり、当初の予定だと、2023年度はついに最後の1年を迎えることになりそうだったのです。

しかし、状況が一変します。というのも、中央線グリーン車サービスの開始が約1年遅れることが発表されたことです。当初、2024年春からのスタート予定であったグリーン車サービスが2025年春に延期となりました。そうなると、2025年春まではサービスが開始されないので、209系の活躍できる期間も伸びることになります。こういったことから、209系の活躍の可能性が1年延びた可能性を否定しきれない状況となっています。

ここで考えたいのが、209系がなぜ中央線にやってきたのかという事です。そもそも209系はグリーン車を組み込むためのトイレ工事などをE233系に行う際の、車両不足解消のために導入された形式です。そうなると、理論上は2025年まで活躍できるとしても、E233系の改造が終了してしまえば2025年まで残す意味はないわけです。グリーン車組み込みの組成変更や試運転の際に予備編成が必要なのではないかと思われるかもしれませんが、おそらくT71編成などのE233系の予備編成で十分です。そうなると、トイレ設置などの改造が完了した段階で、209系は中央線を引退する可能性が高いと思われます。現状、改造が行なわれていないのは15編成程度となっています。これまでのペースならば15編成程度であれば、1年で改造を完了できるような編成数です。これまでと同じようなペースでE233系の改造が進めば、209系は当初の予定通り2023年度をもって撤退してもおかしくはない状況に置かれている可能性が高いです。こういったことや、検査期限の問題などを考慮すると、当初の予定通り209系は2023年度がラストとなる可能性も十分にあると言えるでしょう。
2023年撤退か、2024年以降も残るのか、この判断は来年のE233系の改造ペース次第ではないかと思います。来年の春改正で209系の97T、99Tの運用がどう変化するかは分かりませんが、ついに終わりが見え始めているということを念頭に置いたうえで、記録計画を立てるといいと思います。
今回は209系1000番台に関する記事でした。転属もついこの間のことのように思えますが、もう引退を考える時期ですからね…本当に時の流れの速さを感じます。引退を実感すると寂しいものですが、少しずつ私も思い出作りを始めておきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございまいした!