こんにちは！
今回は415系1500番台に関する記事です。
今年のダイヤ改正で415系は大幅に運用が削減され、1500番台のみが残っている状況となっています。今年のダイヤ改正からは415系運用は8運用、それに対し1500番台は14編成の配置と、過剰の状態が続いています。その影響か、ダイヤ改正後も運用に就いていたFo1501編成が最近、運用に就かない状況が続いています。
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415系Fo1501編成
Fo1501編成は10/9に運用を終え、大分車両センターに帰区した後、約1か月ほど営業運転に就かない状況が続いています。一方で疎開などの動きは無く、所属先の大分車両センターに留置されているので、運用離脱とは判断しがたい状況です。運用数に対して配置数が過剰なので、運用を離脱する編成が出て来るのは当然の動きかもしれません。
今年の改正でなぜこんなにも415系1500番台が過剰配置されているのか、理由は分かっていませんがある程度推測できるのではないかと思っています。まず一つが故障対策です。1500番台とはいえど、足回りは鋼製車と変わらないので、実は改正前から故障は頻発していました。その故障対応のために過剰に1500番台を配置しているという理由もあると思います。そのほかにも、他形式と共通の予備車という位置づけでもあると思われます。実は1500番台、全車両大分転属とはなったものの、南福岡に常に3編成程度、交代制で常駐しています。南福岡常駐の車はしばらく運用に入らず、一定程度運用を離れたのちに、運用に復帰するといった対応が取られ、南福岡に交代で常駐しているようです。その南福岡常駐の途中に他形式の代走に入ることがあります。9/30には所定811系の運用を代走していますし、11/1には813系の運用を代走しています。何かしらの事情で所定の運用に就けない事態が発生した際の予備車といった役割も持っているようです。こういったことから過剰配置が続いているのではないかと思います。ですので、Fo1501編成に関しては、大分に留置されており、運用に就いていない状況ですが、1500番台に故障が発生した場合の予備車といった立ち位置なのかもしれません。ちなみに前回の運用のサイクルに就いた際にも、他の編成で故障が発生していました。
しかし、いつまでも過剰な配置が続くのかは疑問です。この編成は重要部検査の期限も近まっていると思われていますが、他の編成が次々と入場しており、Fo1501編成は小倉に入場しない状況が続いています。こういった動きも気になるところです。
今回はFo1501編成に関する記事でした。
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