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東武8000系 8111F 、検切れから2年経つも全く動きのがない

こんにちは!
今回は東武鉄道8000系の8111Fについての記事を書いていきたいと思います。
8111Fは東武8000系唯一の未更新顔の車両です。


未更新顔
未更新顔とは何なのかということですが、簡単に言えば新製当初の8000系の顔です。現在活躍している8000系の下記の写真のような顔は、一度更新を受けたことによって登場した顔です。改造によってつくられているので、当然ながら、新製当初はこの顔ではありませんでした。そんな中、唯一新製当初と同じ顔を維持し続けているのがこの8111Fです。

↑参考:更新顔



8111Fは、現在は定期運用にはついておらず、動態保存の車両として籍を有しています。更に、所属も東武鉄道ではなく、東武博物館となっていて、同じ8000系とはいえども、現役の車両とは全く異なった存在となっています。
そんな動態保存されている8111Fですが、実はここ2年半ほど全く運転されない状況が続いています。車両を使用しないので、検査期限も2020年8月で切れており、現在は検査を通さないと運用に就けない状況になっています。運用されなくなった背景にはコロナが影響していると言われています。8111Fは動態保存車ということで、臨時・団体列車として使われることが多くなっていました。そんな中、コロナ禍が直撃し、臨時・団体列車の多くが運行されなくなりました。そのことで運行される機会が減ったのではないかと思います。その後、団体列車は再開されつつありますが、この車両に関しては復帰することもなく、現在まで留置されています。2年以上留置されているということで、車体のサビも目立つようになってきているということです。

ちなみに、現在は写真のようなセイジクリーム色となっています。


この車両ですが、団体列車が復活しだしている昨今においてもまだ検査を通す素振りがないのは、少し気になるところですね。東武8000系を使った団体列車も運転されているので、それならば、検査を通してもよいのではないかと思ってしまいますが、そう簡単ではないのでしょうか。ただ、350型も廃車となるほど余剰車の削減が続いている中、廃車にはなっていないので、今後、また元気に走る姿を見せてくれるような気がしますし、そんな姿を見れることに期待したいですね。
今回は東武8111Fに関する話題でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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