こんにちは！
今回はサンライズエクスプレスのシャワーに関する記事です。
サンライズエクスプレスとは、東京～高松・出雲市を結んでいる、日本最後の定期寝台特急列車です。
↑サンライズエクスプレス
そんな寝台特急サンライズエクスプレスにはシャワーが備え付けてあります。
シャワーを利用するには、シャワー券を車内の券売機で購入する必要があります。このシャワー券、始発駅で買っても売り切れていることも多く、非常に入手困難のですが、そんな中で、このシャワー券をひとりで複数枚買っているというtweetが話題になりました。
そのtweetの内容はサンライズの乗客がひとりで9枚ものシャワー券を購入し、並んでいた多くの人が買うことが出来なかったという内容でした。サンライズのシャワー券は一編成あたり、20枚販売されています。そんな中、ひとりで9枚も購入してしまえば、およそ半数が売りきれてしまうことになり、他の乗客の方の多くが利用できないという事態が発生してしまいます。その上、そもそもサンライズの車内には、シャワーカードは一人一枚までの購入をお願いする内容の貼り紙も掲示されています。そんな注意書きを無視しての行動ですから、今回の出来事は他の乗客からの反感を買って当然の出来事であると思います。
では、なぜひとりで9枚も買う必要があるのか。今回買った人の目的はわかりませんが、サンライズのシャワー券の希少性が故に、高額転売が行われていることが明らかになっています。
1枚1000円超えも シャワー券高額転売
https://jp.mercari.com/search?keyword=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA%20%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89
上記のURLをクリックしていただければ、見ることが出来ますが、メルカリなどのインターネットのフリマサイトで、サンライズのシャワー券はたくさん転売されています。800円～1000円ほどが相場となっており、中では1000円を超えるものでも売り切れているものもあるなど、非常に高値で取り引きされています。サンライズのシャワーカードの販売価格は330円です。このことを考えると、物凄く高い値段で売れていることが分かると思います。ちなみにシャワーカードは日付指定がないので、事前に買ったシャワーカードを後日利用することも可能です。そういったこともあり、フリマサイトでの転売が多発しているのだと思います。
このような高額な値段で取り引きされている理由には、やはりシャワーカードの入手困難さが影響しているのでしょう。始発駅で並ばなければカードを購入することはほぼ不可能です。メルカリで1000円程度で売っているなら並ばないで買おうという需要が生まれるのも少なからず理解が出来ます。
転売が多発すれば、お湯が無くなる可能性も
そもそもサンライズのシャワーカードが20枚しか販売されていない理由には、鉄道車両に積み込むことの出来るお湯の限度が影響しています。20枚しか販売されていないということは、サンライズに積み込むことの出来るお湯の量は20人程度ということです。そんな中に、メルカリなどで購入した乗客が大量にシャワーに押し寄せれば、お湯が切れてしまう可能性もあり、車内でカードを買ったにも関わらず、シャワーが使えないといった状況が発生するかもしれません。法的根拠が無い以上、シャワーカードをネットで購入するなとは言えませんが、そういった可能性があるということを利用者のみなさんに理解していただくことは重要なことなのかなと思います。
今回はサンライズのシャワーに関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました！
