こんにちは！
今回は新アニポケの脚本家担当回の特徴を少しだけ考えてみようかと思います。今作では最初から10人の脚本家の方が参加しており脚本家の人数が前シリーズなどと比べても多くなっているのですね。この人数ですから、どのように回していくのかは気になっていたところですが、半数位の方は担当回の特徴というのが見えてきたのかなというような気がします。(あくまでも私見にすぎませんが…)
まずは、担当回の一覧表をご覧ください。
このような感じですね。(未放送の話はポケモンwiki様に記載されていた分になります。)担当回数としてはシリーズ構成の米村さんは特筆して執筆回数が多いですがその他の方は基本的に29話内で２～３程度で大体の執筆回数は均等になっていますね。ただ、待田さんに関しては９話以降の執筆回はないという状態です。
それでは、現段階での特徴について書いていきます。今回、１話しか執筆されていない待田さん、１話しか放送されていない藤咲さん、面出さん、土屋さんに関しての言及は避けておきます。
まず、シリーズ構成の米村さんですが、重要回メインに多く参加されていますね。特にワールドシップスチャンピオン関連の話でへの参加が多いでしょうか。シリーズ構成ですから、当然参加回数も多いですが、今作の夢に関する重要な回はほとんど米村さん担当といっても過言ではないと思います。これに関しては前作の松井さん、XY以前の冨岡さんと同じであるといえるでしょうね。おそらく今後も重要回を中心にたくさんの回を手掛けていかれることと思います。
米村さんの次に特徴的と言えるのが、赤尾さんであると思います。赤尾さんは米村さんの次に執筆回数が多いですが、４話中３話がヒバニー、ラビフット回となっているんですね。これらのことから、サンムーンのニャビーが冨岡さんが多かったり、XYのセレナが面出さんが多かったりしたように、ヒバニーについては赤尾さんがメインとなって話を進めていくのではないかと思います。言ってしまえばほぼ専任となって一人の物語を書いていく流れですが、セレナに関してもニャビーに関してもどちらも素晴らしい物語となっていましたので、ヒバニーの赤尾さん担当は良いのではないかと思います。
この専任制になっている可能性もあるのかな？と感じた方はもう一人います。松井さんのコハル・ワンパチですね。前回のコハルメイン回では松井さんの担当でしたが、29話のサブタイトルからして明らかにコハル・ワンパチ回と思われる回も松井さんの担当となっているようです。まだ２話(そのうち放送済みは１話)のみなので判断するには早すぎるとは思いますが、可能性は高いのではないかと思います。しかし、松井さんはリオル回も担当されているんですね。リオルに関しても卵から孵ったという点ではこれから成長の物語が描かれると思いますので、今後も松井さんが執筆されるのかは気になる点ではありますね。(さすがにコハル・リオル両方担当はないと思いますねどね…)
続いて冨岡さんは今作はバトル回が多いかな？といった印象です。14話のリゾートデザートはBWのリベンジという意味合いで抜擢された可能性が高いと思いますが、その回でもレイドバトルを繰り広げていますし、18話は完全にバトル回です。25話もバトル回でしょうからバトルメインの話への抜擢が多いと感じました。しかし、冨岡さんはアニポケの最初期から関わっている方なのですが、18話、25話共に過去作が関係している話です。過去にはクチバジム・シャラジム共にジム戦の担当になっています。これらのことから、過去作と関わりがある話の担当と関係がある話の担当になる可能性が高いのではないかと思います。
宮田さんについては、基本的にサンムーンと同じように日常回の担当が多くなると思います。今のところ、２話共に日常回(カイリューゲットを日常回に入れていいのかは微妙なところではありますが…)となっていますので、サンムーンと変わらずという認識で良いのかなと思います。宮田さんは私が好きな脚本家の方なんですが、いわゆる日常回の話が本当に面白いですからね。今後とも期待したいと思っています。
最後に吉田さん。この方はまだわからないですね。１話の担当ということで重要回を手掛ける方なのかと思っていましたが、18話に関しては１話完結話です。宮田さん同様、一話完結ものの担当なのかな？というような気はしなくもないですが、この方の特徴についてはまだわかりませんね。過去作にも参加していらっしゃらないので何とも言えません。
こんな感じですかね。
今回、特徴について長く書きましたが、今後の流れは非常に楽しみです。ヒバニーの話もそうですし、リオルの成長、コハルがどのようにかかわってくるのかなど気になる点はたくさんあります。もしかたら新無印の放送話数が減るのではないよいう心配もありますが、今後とも楽しみにまずは再開を願っておきたいと思います。
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました！
【新アニポケ】脚本家の担当回の特徴について考える
